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〜Oside〜
叫び声の聞こえた方に走っていったら
そこは前に来たあの、扉が無数に並ぶ廊下だった。
しかし変わらすべての扉に鍵がかかっている。
あれ…場所違ったかな……
と思ったときだった。
S「あれ？智くん？なんでここに？」
びっくりして後ろを振り向くと、
O「翔くん！！」
そこにはさっきの女の人を抱えている翔くんがいた。
S「俺智くんが店の方にいるって思ったからそっち行っちゃったよ(笑)」
そうやって笑う翔くんを見てなんだかあの夜の翔くんを思い出したのはおいらがおかしいのかな…
O「な、なんか悲鳴が聞こえたからなにかあったのかと思ってさ…その女の人大丈夫なの？」
S「ん？あぁこの人？大丈夫大丈夫(笑)びっくりして気を失っただけだよ(笑)」
あ、嘘だ。
直感だったけど確かにそう思ったんだ。
それにあの悲鳴はそんなのじゃなかった。
なにかに怯えてるような…
O「…そっか。」
でもそんなこと言えなかった。
なにも答えられなかった。
S「うん。で、この人家まで連れていくからこの人の荷物持ってきてくれない？」
O「わかった。ちょっと待ってて。」
そう言ってこの廊下から離れた。
いや、正確には逃げたって行った方が正しいのかな…
なんだかあの廊下にいるときの翔くんは恐いんだ。
普段の優しい暖かい雰囲気とは違って
異様ななんだかこの世のものとは思えない空気を放っているような気がする。
そんな彼の雰囲気に耐えられなかった。
──その後は女の人の荷物を渡すと翔くんは外に送っていくといって消えていった。
本当に彼は何者なのだろうか。
それが気になって仕方がない。
「教えてあげましょうか？」
ビクッ！！！
誰もいないはずのこの部屋に突然声が響き渡ってあまりにもびっくりして体がはね上がった。
くすくすと聞こえる笑い声。
「びっくりさせちゃいましたね(笑)
どうもすみません(笑)」
謝っていながらまだ笑い声は絶えない。
声のしている方を振り向くと深くフードを被ってある少年が立っていた。
「あなた声にでてましたよ(笑)」
「翔くんって何物なんだろう…？って(笑)」
少し声マネをしてしゃべる少年。
フードで顔は見えないが口元にあるほくろが特徴的だった。
喋り方も丁寧だったがその風貌から見ておいらとそんなに年は変わらないだろうと思われた。
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
