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〜Sside〜
おそらくこの時の俺の顔は大分歪んでいただろう。
女「私の願いは─────夫が残した多額の借金をなくすことです。」
ほら。
こういう奴には結果が見えてる。
S「──わかりました。しかしただではありません。それ相応の対価が必要となります。
……あなたのその願いは対価を支払ってまでも叶えたい願いなのですね？」
女「………夫は5000万の借金を残して逃げました。私を見捨てて…。もう私には誰にも頼る人がいないんです。
───対価がどんなものでも支払う覚悟はできています。宜しくお願いいたします。」
S「………それではこちらへどうぞ。」
そう言って俺が連れていったのは
黄色い扉。
Jauneの部屋。俺がそう呼んでいる部屋の前。
この扉の前にお客様を連れてきていつもの台詞を言う。
S「願いを叶えることができるかは貴女次第です。さぁ扉を開けて。
────貴女を闇から救いましょう。」
その言葉に惹き付けられるかのように
お客様は扉をあけた。
──あぁ。
───俺はまた人を救えない。
このあとどうなるかなんてわかってるのに
すべては自分のため───────。
──────
これがきっと俺に与えられた罰なのだろう。
─
─
─
─
─
─
─
─
俺は頭の中で誰にも聞こえることのない懺悔を何度も何度も繰り返しながら女の人の後を追った。
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
