21 Aiba Masaki-1 ページ21
S「思い出さないほうが幸せなこともあるんだよ。」
翔くんのその言葉に戸惑いを隠せないおいら。
O「えっ、それってどうゆう…」
どうゆうこと？と聞こうとしたときだった。
「翔ちゃぁぁあああんっ！！！」
バンッ！と大きな音を立てながらドアを開けて翔くんに飛びつく人がやってきたのは。
S「おお、雅紀(笑)どーしたの(笑)」
翔くんも慣れてるのか抱きつかれてるにも関わらず特に気にしてない様子。
「聞いてよ！！あのね…ってあれ？
どちら様？」
ようやくおいらに気づいた彼。
うん、どちら様はおいらが聞きたいかな。
S「あぁ彼はきょうから３ーCに転入した大野智。
智くん。こいつはバスケ部のルーキー、１ーCの相葉雅紀だよ。」
と翔くんが丁寧に説明してくれた。
A「へ〜！転校生なんだ！よろしくね！」
と太陽みたいな笑顔で挨拶してくれる彼。
それにしても1年生かぁ。でかいな…
ちょうしんで足も長くてスタイル抜群だ。
そしてイケメン。
人懐っこい笑顔はなにか引き寄せられる魅力を感じる。
S「こら。智くんは3年だぞ。ちゃんと敬語使いな。」
A「あ！そうだね！ごめんね大ちゃん！」
大ちゃん…？ていうか敬語になってないし(笑)
翔くん呆れちゃってるし笑
O「いいよ。敬語なんて気にしないで。
…それより大ちゃんって？」
A「え？大野智だから大ちゃんっ！」
O「は、はぁ…」
彼のテンションについていけなくて少し戸惑っていると
S「そいえばなんかあったんじゃないの？」
A「あ！そうだよ！あのね！聞いてよぉ！俺ね俺ね！レギュラーになったんだよぉ！1年でレギュラー！」
へぇ相葉くんってバスケ部上手なんだぁ〜。
S「まじ！雅紀おめでとう！！」
A「ありがとう♪翔ちゃんががんばれって言ってくれたお陰だね♪」
あっ！もう昼休み終わっちゃう！バイバイ！
そう言って風のように去っていった相葉くん。
O「な、なんか急がしいんだね(笑)」
彼の第一印象。
急がしい人。
とおいらの中では認識された。(笑)
S「そうだね(笑)」
と翔くんも笑う。
やっぱりおいらはこっちの笑顔のほうが好きだなって思った。
S「智くんそろそろ帰ろっか。」
O「そうだね〜(笑)
─ってえっ！？午後は！？」
S「大丈夫だよ(笑)
欠席になんないようにするから(笑)」
笑顔でおいらの手を引っ張る彼を見て今日は終始彼のペースに翻弄されったぱなしだなと思わざるをえなかった。
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
