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「……なあ、」
「はい、なんですか？」
湯飲みを置いて真っ直ぐに彼を見る
山姥切さんは下を向いてこちらを見ていない
「………………」
「…………」
問いかけてきた彼は何も言わない
四葉も催促することも出来ず黙っていた
.
「……あんたの言葉は綺麗事だな
それに、あんたの目も気に入らない
あんたのその目が………
.
…………あんたの名前をオレにくれないか？」
散々、私の目が気に入らないと言った彼は
数秒後に私にそう言った
「……どうしてですか？」
真名
それは、審神者の弱点とも言える欠点
本来の名前が私達、審神者の魂の形を表す
決して神に与えるものではない
そして、普通の刀剣が欲するものでもない
「……オレは灰色だ。
お前を何のきっかけもなく
信頼することは出来ない
だが、オレはお前を信じたい
きっかけ、誠意を示せるもの、それが今のオレには必要なんだ………」
フと上げた彼の目は
渇いた草花のような目をしていた
空いた穴に何かを埋めようとする子供
遭難した無人島の少年
そんな言葉が似合いそうな無力感だった
「……もし、私が偽の名を貴方に渡したらどうしますか？」
「……オレはお前を信頼しないだけだ」
渇いた花は私に慈雨を求めている
空いた穴に制約と信頼を埋めようとしている
遭難した無人島で助けを求めている
頭の中には政府が言っていた
神隠しの事があった
一度、あちら側に行けば自力では戻ることは叶わない
誰も彼も手出しすることなど出来ない
神隠し
四葉は笑った
「よつば、四葉 Aです」
彼女には帰る場所もいるべき場所も
もう、ないのだ
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ゆい。沖田組は癒し 。(プロフ) - 安定やさしい、本当すきかわいい、かわいい良い子や… (2018年1月24日 13時) (
レス) id: 77348071e0 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - ふるづき。さん» コメントありがとうございます(*´ー｀*)一様と一応の使い方混ざってますね。ご指摘ありがとうございます。 (2018年1月6日 18時) (レス) id: c4b4c85636 (このIDを非表示/違反報告)
ふるづき。(プロフ) - ここの夢主ちゃん大好きです応援しています！ヽ(○´ `)ﾉあと、いちよう では無くいちおうだと思います (2018年1月6日 10時) (レス) id: d964ad1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 赤くんさん» コメントありがとうございます(´∀｀)狂気的なところ褒められると嬉しいです！更新頑張ります。 (2018年1月6日 10時) (レス) id: c4b4c85636 (このIDを非表示/違反報告)
大根パンダ(プロフ) - 赤丸さん» コメントありがとうございます(о´∀`о)お褒めの言葉ありがとうございました！更新頑張ります！ (2018年1月6日 10時) (レス) id: c4b4c85636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大根パンダ | 作成日時：2017年12月29日 10時
