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Aside
試合を始めようと皆が動き出す。すると背後から声をかけられた。
黒尾「そこのおじょーサン」
A「……なんスかそれ」
黒尾「ひどいな」
A「あれ？もう猫は被らなくていいんですか？くろーサン」
黒尾「そちらこそ、被らなくていいのかナ？Aサン」
A「……」
黒尾「……」
A「もう今更って感じっスね」
黒尾「だよな」
A「…黒尾さんって普通の男子高校生って感じなんスね。胡散臭いけど」
黒尾「Aは意外と口悪いんだな。あと最後の一言余計だから」
A「そんなことないですよ」
黒尾「女子にしては悪いと思いますけど？いや、悪いというか女子を感じさせないって感じだな」
A「喧嘩売ってます？？」
夜久「おい黒尾、何Aに絡んでんだよ」
黒尾「いや別に絡んでないけど…」
夜久「まぁいいや。で？頼んだのか？」
黒尾「あ、忘れてた」
夜久「…あ？」
黒尾「いや！今頼むから！な！？」
夜久「早くしろよ。もうすぐ試合始まる」
A「なんのこと？」
黒尾「あー、その…うち、マネージャー居ないからさ。ドリンク作って欲しいんだけど…」
A「良いですよ」
黒尾「え、マジで？」
A「別にドリンク作るだけなんで、全然」
黒尾「マジ助かるわ」
A「あ、濃さとか好みわかります？」
黒尾「え？まぁ、うん」
A「じゃあ紙に書き出してください。それを元に作るんで」
黒尾「えっ、そこまで良いの？」
A「嫌なら別にいいです」
黒尾「イエ！お願いします！」
夜久「持ってきたぞー！」
黒尾「おぉ、サンキュー」
衛輔からスクイズの入ったカゴと好みが書かれた紙を受け取った。
A「試合始まるまでには持ってきますんで」
黒尾「マジでありがとな」
A「マネージャーなんでこれくらいどうってことないですよ」
私は潔子さんに断り、音駒分のドリンクを作りに向かった。
──────────────
────────
夜久「そういえば黒尾、お前なんでAと知り合いなんだ？」
黒尾「研磨探しに行った時に偶然会った」
夜久「は？」
黒尾「Aも迷子探してたみたいだぞ」
夜久「ふーん…」
黒尾「何？もしかしてやっくん、ヤキモチかな〜？」
夜久「いや、Aが心配なだけだ」
黒尾「おいそれどういう意─」
夜久「Aの奴遅いなー」
黒尾「おい！！」
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ミカサ(プロフ) - すみません！パスワード書いてあったの気づきませんでした！ (2月23日 16時) (
レス) id: a4e2fbbecf (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ(プロフ) - こんにちは！一番最初から読みたいのですが、パスワードがかかっていて読めないので、教えて欲しいです！！ (2月23日 16時) (レス) id: a4e2fbbecf (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - ヒナどりさん» そうなんですね…私も猫被りまくりですよ笑。続編はあります。←更新は不定期ですが… (2022年5月15日 18時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナどり - すみません、間違えました、作品を見させてもらいました。私も夢主みたいに友人、家族にも性格を偽ってピエロみたいな生活をしています。これを見て、自分も頑張ろうと思いました。この続き気になります！これからも頑張ってください！ (2022年5月14日 21時) (レス) id: c8eb7115c1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナどり - こんにちわ (2022年5月14日 21時) (レス) id: c8eb7115c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2021年12月13日 20時
