俺が好きなアイツ２(クロハ) (ページ5)

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今日こそはモモちゃんとちゃんと向き合うようにしよう。

例え和解できなくとも、人間だからどこか少しは理解してもらえるはずだ。

でも現実は甘い。

A｢ねぇ･･･モモちゃ････｡｣

モ｢団長さん、手伝いますよ｡｣

キ｢そうか？悪いな｡｣

A｢･････｡｣

彼女を見ると声をかけるなと言われてるようで声が出せない。

かけれないんじゃない。

･･･出せないんだ。

最近は仕事でも････

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

A｢はい!!Aです!!｣

他マ｢ねぇ、ちょっと･･･あんたアリスだよね？｣

A｢はい･･･どうしたんでしょうか？｣

他の事務局のマネージャーさんからだ。

他マ｢あんた、いい加減にしてよね。こっちは頼んでない寿司100人前注文されていい加減迷惑してるの｡｣

A｢す･･･すみません。｣

私の名前でこういった注文を関わった人に送りつける事も起こってるのだ。

マ｢すみません!!｣

A｢誠にすみません!!｣

他マ｢ったく･･･ちょっと売れてるからって調子こくからよ。容姿は良いけど性格に難ありね｡｣

マ｢すみません!!｣

ロッカーに戻っても･･･

A｢今日も懲りずにやってくれるな････｡｣

私はすぐさま片づけようとした･･･その時だった。

ｶﾞﾀｯ

A｢!!!!?｣

上から重いダンボールが落ちてくるのに私は少し遅れて気づいてしまった｡

もう間に合わない･････｡

私は目を瞑った。

だが、痛みの代わりに私の大好きな感触があった。

ク｢全く･･･お前は無茶しすぎなんだよ。｣

そう言って私に微笑むクロハ。

その荷物はなんと彼が軽々と片手で受け止めてくれていた。