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気になる62 モモsaid ページ11

Aちゃん・・・私は貴方の弱みは私が握っているんだよ。

クロハさんと仲が良いよね。


この前も二人で帰ってキスしてたの知ってるんだよ。

今までスキャンダルのなかったアイドルが実は恋愛してましたって聞いてファンは裏切られた気分になる。

そしてファンは私に移るよね。


悔しい・・・・・・・。 私はあいつの代わりじゃない。


勉強や運動はまだしも、私のアイドルのキャリアもファンまで取られて・・・・恋愛だって絶好調で・・・・


私の何もかもを奪っていくあいつが恋愛まで自由に出来るなんて許せない。

あ、私は別にクロハさんが好きなんじゃなくてAちゃんに嫉妬しているだけ。

私は他に好きな人がいる。・・・ヒビヤ君だ。

でもアイドルだから恋愛は出来ない。

ヒビヤ君だってヒヨリちゃんという好きな子がいる。

でも良いんだ。私、ヒビヤ君のこと諦めたからさ。

アイドルの仕事だけに集中すると決めたの。

だから私のアイドルの座を崩さないでよ。Aちゃん。


?「ふーん。あんたも中々苦労してんだね。」

どこからか声がした。

モ「何の用ですか?さとみさん。」

さ「よっ!辛気くさーいどっかのアイドルちゃんにわざわざ会いに来たってのにまぁ冷たい事。」

プーっと頬を膨らませるさとみさん。

本当に私に何の用だろう?

さ「あんた、アイドルの座を奪われたってまだあの子を恨んでんの?」

モ「当り前じゃないですか。私にはアイドルしかないんです。メカクシ団だって私の収入で生活してるんですよ?」

さ「あの子もアイドルだから半々じゃね?全部私のおかげって思うとこは戴けないよ?あんた。」

モ「そんなことを言うために私に会いに来たんですか?よっぽど暇なんですね。」

さ「ハァッ・・・頑固だね。あんたも。本当はあの子の事そんな風に思ったりしてないんじゃないの?」

モ「・・・・・ッ!!あなたに何が分かるって言うんですか!!もう私の前に現れないで下さい。それでは。」

私は走った。走り際にさとみさんの悲しむ顔が見えたような気がした・・・・。

終わり ログインすれば
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設定タグ:クロハ , 陽炎日々 , 如月モモ   
作品ジャンル:恋愛
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クロハなう - いっちばん最初から見てました。更新ガンバレ (2015年4月6日 11時) (レス) id: 854948b4f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽炎日々 | 作成日時:2015年3月30日 1時

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