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口説きたい彼*4 ページ7

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「ねぇ安吾。彼女を口説くいい方法はないかなぁ?」


Aは寝てしまった同時刻。深夜を回ったというのに 酒が入ってる為、テンションが高い太宰治とそんな太宰の相手をして疲れ気味の坂口安吾が未だバーの中にいた。


「知りませんよ。それより、織田作さん遅いですね…」


今 その場に不在の織田作之助は数刻前、突然『咖喱が食べたい』と云ってバーから出ていった。本来ならもう戻ってきても可笑しくない時間なのだが、どうしたのだろうか。

安吾が心配しながら、織田の端末に電話をかける。


「織田作なら咖喱食べて寝たんじゃない?」


少し頬が紅い太宰の言葉を聞いて、安吾は青ざめた。冗談じゃない。酒豪である太宰の面倒なんて 見切れない。

頼む。出てくれ__!!


そんな安吾の切実な懇願は虚しく。
電話は繋がったものの、電話に応答したのは店主で 曰く『織田は寝てしまった』とのこと。

安吾は腹を括る選択を迫られ、そして結局_。


「…マスター!僕にお酒をください!!」


酒を飲まなければやっていけない。
そう判断し、太宰と一夜 飲み明かすのだった。

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- みじかい (2020年9月28日 1時) (レス) id: 049c48a071 (このIDを非表示/違反報告)
きみしにたもー - 弔藍さん» ありがとうございます!!!ありがたく承認させていただきました! (2017年11月14日 19時) (レス) id: 68b6b27599 (このIDを非表示/違反報告)
弔藍(プロフ) - きみしにたもーさん» 参加させていただきます。 (2017年11月14日 19時) (レス) id: cac47d7322 (このIDを非表示/違反報告)
弔藍(プロフ) - きみしにたもーさん» ありがとうございます。 (2017年11月14日 18時) (レス) id: cac47d7322 (このIDを非表示/違反報告)
きみしにたもー - そうでしたか、ありがとうございます。参加期限はありませんので、いいお返事お待ちしてます (2017年11月14日 18時) (レス) id: 68b6b27599 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tatsuka0822  
作成日時:2017年9月9日 19時

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