口説かれる彼女*8 ページ15
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「Aー！！」
翌日、太宰幹部はすこぶる絶好調。仕事を数多もこなし、ためていた仕事も全部終わらせてしまった。やはり彼は天才に値すべき人だ。純粋にそう思った。
半刻でそれだけの仕事を終わらすのは人並み以上の要領のよさと頭脳の回転力が必要だと思う。素人の私が云うのだから、もしかしたら違うのかもしれないけれど 素人でもすごいってわかるのは確かだ。
…でもなんでいきなり仕事しだしたんだろう。もしかして、梅干し効果かな？二日酔いに効いたのかな。それなら、いいな。
異能を持たない私が出来ることと云ったら、これくらいだから。
自嘲気味な思考。バレるはずないのに、太宰幹部に頬を両手で包まれる。にこにこしている幹部は正直、怖い。
「そんなしかめっ面しないでさ、遊びに行こうよ」
「仮にも仕事中ですよ。」
いくらたまっている書類がないとはいえ、それは……そう続ける前に、太宰幹部が何を云っているんだ、そんな顔で私を制した。
「Aの仕事もまとめて私が終わらしたんだから、仕事なんてないでしょ？」
「……えっ!?」
太宰幹部に云われて気づく。本当だ。書類全部に目が通してあるし、サインもされている。やっぱり太宰幹部は仕事が早い。迅速に最適解を導き出す…まるで、首領だ。
そんな私の感嘆に興味が無いのか、太宰幹部は満面の笑みを浮かべた。
「仕事もないし、デートしようか。」
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母 - みじかい (2020年9月28日 1時) (
レス) id: 049c48a071 (このIDを非表示/違反報告)
きみしにたもー - 弔藍さん» ありがとうございます！！！ありがたく承認させていただきました！ (2017年11月14日 19時) (レス) id: 68b6b27599 (このIDを非表示/違反報告)
弔藍(プロフ) - きみしにたもーさん» 参加させていただきます。 (2017年11月14日 19時) (レス) id: cac47d7322 (このIDを非表示/違反報告)
弔藍(プロフ) - きみしにたもーさん» ありがとうございます。 (2017年11月14日 18時) (レス) id: cac47d7322 (このIDを非表示/違反報告)
きみしにたもー - そうでしたか、ありがとうございます。参加期限はありませんので、いいお返事お待ちしてます (2017年11月14日 18時) (レス) id: 68b6b27599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tatsuka0822
作成日時：2017年9月9日 19時
