あいつめ、許さない!!! ページ4
子「何で私達をここに連れてきたの?」
子「そりゃ、シンガポール行きたかったけどさ、普通に連れてきてよ」
キ「ふっ、おめぇーら、お見通しのくせに
あれだよ」
子「え」
指でさしたした方を見てみた
子「あの宝石は…」
キ「19世紀末、海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされていた伝説の秘宝。世界最大級のサファイア、別名[紺青の拳]。去年、ジョンハン・チェン氏が引き上げに成功したビックジュエルだよ」
コ「ジョンハン・チェンってシンガポールの実力者の1人だよな」
子「確かこの人、武道が大好きで宝石をベルトに埋め込んで、空手トーナメントの開催を決めちゃったんだよね」
私がそう言えば、あぁ、と頷きながらキッドはそのまま続ける。
キ「トーナメントのどさくさに宝石だけ頂いちまおうって考えてたんだけど、キッドとして入国するわけにもいかないだろ」
コ「宝石を狙うだけだったら、俺たち連れてくる必要はねぇだろ」
だよね
キ「今回はちょっとばかり特別でな。ま、事情はおいおい話してやるよ」
ちゃんと答えろ〜
憎しみが上昇中
蘭「いた!新一ってばすぐどっかいっちゃうんだから。早く〜」
キ「おっと、お呼びだ」
え。
まだ、待ちなさい!
コ「待て、キッド!」
子「蘭になにかしたら…」
コ「タダじゃおなけえからな!」
お?
揃った!!
キ「悪いがそれは保証出来ねえな」
だったら約束しなさーい!!!
憎しみが、もう60%到達
コ「だったら今ここでオメェの正体バラしてやる!」
ナイス!
二人で走り始める
んが…
キ「おっと、それはやめといたほうがいいぜ」
え?
どういうこと…
キ「お前らが入国できたのは、このスーツケースのおかげなんだぜ···手荷物検査のX線も通さない特別仕様···
そして中には12時間はもつ酸素発生機と···長時間入っていても体が痛くならない極上のクッションが詰め込まれたスグレもの···」
つまりここでキッドがいると周りにバラしてキッドが捕まると私たちは日本に帰れなくなるってことね···
憎しみ度 70%に上昇
今後さらに上昇し、危険度が上がる見込みです。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コナンくんのバディー | 作成日時:2023年8月1日 22時