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You side
「はいどーも莉犬でーす
今日はAちゃんが風邪をひいたということで、
看病していきたいと思いまーす」
結局ころんさんが莉犬さんを呼んでくださって
わざわざ忙しいのに色々とさせてしまうことになった。
『…
すみません、ご迷惑をおかけします…』
「スルーしないでwwww
気にしなくていいんだよ！！
俺今日暇だし！！！
熱上がったら行けないし寝てていいよ？？」
『すみません、笑
じゃあお言葉に甘えて…(；；)』
頭がフラフラしてきて正直きつかったから助かった。
心の中で何度も感謝しながら部屋に行き、布団に潜った。
……………
うるさい声がして、目が覚めた。
そして目の前にいる人を見て、私は目を疑った。
それと同時に手足がブルブルと震える。
私の恐怖をお構い無しに目の前の人は不気味に笑った。
「私たちから逃げられると思った？」
…母親。
「迷惑かけてんじゃねえよ」
そして母の彼氏もいた。
私が混乱していると、
母がものに当たりながら私を睨んできた。
「ふざけるのもいい加減にして欲しいよね
なんで産んだんだろ、
あー、もうまたイライラしてきた。」
「ストレス発散すればよくね？」
『…なんでここにいるの、』
やっとのことで振り絞ってでた声は震えていた。
「なんでってあんたが逃げ切れるわけないでしょ」
さっきの不気味な笑顔のまま、母親が吐き捨てるように言った。
そして男の方を見て、私は頭が真っ白になる。
「もういっその事どこにも行けないようにしてやる？
こいつすぐ逃げるよまた」
手にはカッターと縄。
身の危険を感じ逃げようとするも、
密室。
逃げ場がないしそもそも足がすくんで動けない。
『…！？
やめて、！！』
「抵抗しないで、あんたのせいなんだからね」
あっという間に角に追い詰められてしまった。
そして腕にカッターを当てられる。
『助けて、！！誰か…！！！』
出なかったはずの声が出て、
私は気づかないうちに叫んでいた。
「うるさい！！
黙りなさい！！！」
「Aちゃん！！！」
「いい加減抵抗はやめろって」
『いや…！！！』
「Aちゃんしっかりして…！！」
…………
強く体をゆさぶれ、ハッとした時には
目の前に心配そうな顔をした莉犬さんが居た。
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な - な (2023年3月26日 13時) (
レス) id: 7e602bfe15 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 春巻きさん» 嬉しいですありがとうございます…😭 (2023年3月20日 23時) (レス) id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
春巻き - 大丈夫です。めっちゃ似てます。想像するの凄く上手いですね。尊敬します (2023年3月19日 11時) (レス) @page7 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
りな - メンバーの絡みが尊いです！これからも頑張ってください (2023年3月19日 11時) (レス) @page18 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
のりに乗ったのり - 話しの流れが予測できなくてハラハラします！めっちゃ面白いです！！ (2023年3月19日 11時) (レス) @page16 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんずちゃん | 作成日時：2021年7月2日 18時
