書評＆PR集2〜貴方の小説の感想書きます！〜【黒バス】

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【遠野の感想】


≪オリジナリティ≫ ★★★★★

≪謎めき度≫ ★★★★☆

≪キャラへの愛情≫ ★★★★★



この作品も、新しいところに目をつけたなぁって感じです！！

まだ物語の序盤だからか、謎めいたところばかりで真実が見えず、断言できないのですが、
一言確実に言えるのが、「赤司君の使い方が上手い！」

使い方……というと語弊があるのですが、なんというか赤司征十郎というキャラがわかっている書き方や登場のさせ方だなと思います。


赤司君の作品は本当にありふれているレベルで占ツクにはありますし、
それらの作品はどこか既視感が否めない部分があったんですよ。

あの赤司様が一目惚れだとか、一人の女の子を溺愛して頭はトンチンカンになったりだとか、
頭もよければ洞察力だってずば抜けているはずなのにひょいひょい騙されたりとか。


まぁ、小説だから仕方ないというのもあります。もちろんそういう小説ばかりではないですよ！それ以外のオリジナリティのある赤司君の小説もありますが、


今回のこの赤司君は、まさかのポジションが、作者のみゃのさんもおっしゃっていた通り、「友達」なんですよね。


他の作品でなら容赦なく僕の学校に来いとか、負けたら転校だとか言っていたのに、「友達」……。

でも、私的にはこの赤司君こそもしかしたら本来の姿といいますか、本当の望みなのではないかなと思います。彼の。


そういう部分がしっかりとくみ取って「赤司征十郎」というキャラクターを書きあげている。そう思いました。


オリジナルキャラの文ちゃんも、良いキャラで、ちゃんと物語の中枢に存在しているのも良い……。オリジナルキャラに愛がある人は私だいっっすきで。例にもれずこのオリキャラちゃんも好きです。


先ほども述べたようにまだ物語の序盤。わからないことだらけです。ヒロインちゃんは一体何者？とか、赤司君とのこれからの関係も気になるところ。


伏線回収や謎も明かしつつ、シリアス系な物語を書いてほしいなぁと思います。







食べ物に例えるなら＿＿＿＿ダックワース


色に例えるなら＿＿＿＿銀朱


一言でいうと＿＿＿＿「シリアス重視の謎めき物語」

「目には目を。歯には歯を。愛しき者には、花束を。」もっつぁれら→←「影の少女は笑わない」みゃのさん

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