本当の良作をもっと読んでみたい

病気ネタについて1 ページ3

病気ネタは、いつでもある物だと思います。

心臓病、癌、原因不明の謎の病気、多重人格などがよく見受けられると思っています。


しかし、病気ネタというものは人の命を扱うものでとてもシビアな内容です。

その病気の痛みをちゃんと理解し、患者さんの苦しみ、患者さんの周囲の方の苦しみ、医者の苦しみ、両親の苦しみ、友達の苦しみ……そういったものをしっかりと理解した上で書いていただきたいと思っています。


病気になればかっこいいという感覚で書いていたり、倒れることがかっこいいとか、都合がいいとか……
キャラクターが亡くなれば涙が誘える、感動的な物語になるという理由でキャラクターを病気にさせたり、死亡させたりするケースがよく見受けられます。


正直に言ってしまうと、全然格好良くないですし、かなり悲しいです。


悲しいというのは、その物語でキャラクターが死んでしまって感動して涙が出たというものではなくて、そうして命をかなり軽く扱うことにとても悲しく思います。


そのキャラクターの死は必要あったのか、その死でなにを作者さんは伝えたかったのか。そういうところを考えてほしいです。


その病気について調べるだけでかなり変わってきます。患者さんの体験談や、治療方法等、医者並に知ることは不可能ですが、基礎知識でもあるとかなり物語は変わります。



特に上記4つの病気については、



心臓病は、


「心臓病」という病気は存在せず、「心臓病」は心臓の疾患の総称です。
心臓病にも様々な種類があり、急性なものから慢性のものもあります。

急性のものである場合、患者さんは大変危険な状態です。
しかし、よく見かける物語の心臓病はそういった急を要するものは少なく、ずっと患っていることが多いので、
先天性心疾患、慢性心不全等となると思います。


その場合でもちょっとしたことで倒れたり、心理的ショックで意識不明になったりはあまりしないのではないかな、と。
食生活や運動も考えずに普通に行うのはどうなのかと思ってしまいます。


私も医療については全然わからないので、少し調べた程度ですが、
私だったら心臓病についての小説は荷が重すぎるのと、種類が多すぎるので、難しいので小説としてはかかないと思います。

もちろん書かれている方には心臓病についてしっかり熟知していらっしゃる方もいます。

病気ネタについて2→←作品を書く上での資料

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す