〜黒バス小説PR集3〜（感想・書評・PR文集）

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【遠野の感想】


≪ストーリー性≫ ★★★★★

≪シリアス度≫ ★★★★☆

≪ハラハラ度≫ ★★★★★



占ツクの内でもトップの人気を誇る赤司君VS黄瀬君の戦いです！！

赤司VS黄瀬ってありそうであまりなかった物語ですよね！

赤司君主体で黄瀬君当て馬とか、黄瀬君主体で赤司君当て馬というストーリーはよく見かけるんですが、
彼らが対等な関係でバトっているのはなかなかないのではないかなと思います。


ちなみに、黄瀬君と赤司君好きの私にとっては、もう「待ってました！！」と叫びたくなるような作品で、読んでいてすごくこう……私の求めていた物語感があって。こういうお話待ってたよ！！
シリアスで赤司君と黄瀬君がバチバチしてくれるの待ってた！！


あらすじでも紹介がありましたが、ヒロインちゃんは飛行機事故で元カレであった、黄瀬君の前から姿を消しています。

確実に亡くなったとされていたヒロインちゃんでしたが…………とある日に黄瀬君が彼女の影を見かけます。


そこから物語が始まっていくのですが、もう、ハラハラドキドキで口から心臓が飛び出そうで！


駆け引きしているわけではないのですが、こう、心にドロッとしたものがたまっていく感じ。
赤司君と黄瀬君とAの鉢合わせする場面が来てほしいような、一生来ないでほしいような感じ……。


本当に誰もの行動から目が離せないですし、息がつまるようなこのシリアス感が最高に…………好きです！！！
まだまだ謎はたくさんあって、どうして彼女が飛行機事故の後から音信不通だったのか、とか。
亡くなったはずの彼女がなぜ＿＿＿＿赤司君の元にいるのか、とか。


伏線の張り方も本当に上手ですし、謎解きも楽しみです。

でもそれよりも彼女と彼らの恋愛の方が……どうなってしまうのか。どう変わっていくのか。心臓がぎゅっと握りつぶされるようなほどのこの圧のかかった作品は、どう綴っていくのか。楽しみでもあり、怖くもあり。





食べ物に例えるなら＿＿＿＿工芸茶


色に例えるなら＿＿＿＿クラレット


一言でいうと＿＿＿＿「黄瀬VS赤司」

「バニラ味の…」黛パフェ→←「雨音が響いていますね」Flower*

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