4＊格の違い ページ6
エントランス…──＜巴side＞
シ)「2階を捜すぞ」
巴)「うん」
シエルとセバスチャンが階段を登ろうとした
その時
巴)「!! (この気配…)シエル危ない!!」
シ)「!?」
セ)「ｯ…!」
──ｷﾝｯ
セバスチャンがシルバーで何かを防いだ
それは弾かれ、床の上に見事に着地する
ﾉｱ)「ﾌ──…ｯｯ!!《ここサングのオウチ!!勝手に
入るな!!》」
爪と牙を剥き出して威嚇する小さな黒い…
巴)「…猫又(喋れるの?)」
國と似た気配を感じたからすぐに分かった 人の
言葉が解るってことはそれなりに格は高い
シ)「ｯ また猫又か(-_-;)」
セ)「これは可愛い＾＾「よせ」」←
サ)「気安くノアに触らないでください」
全)))「「「!!」」」
階段の踊り場に立つ少年が暗闇に浮かび上がる
紫色の髪と瞳…整った顔立ちの男の子
サ)「おいでノア」
ﾉｱ)「にゃ〜♪」
ノアは少年の腕のなかで嬉しそうに尻尾を振る
さっきの威嚇が嘘のよう…
セ)「! あなたは…」
シ)「誰だ!」
サ)「死人に名乗る名前なんてありませんよ
ねぇノア?」
ﾉｱ)「んにゃ《ナノるのももったいないぞ》」
シ)「…セバスチャンに負けず劣らずの猫バカが
いるとはな」
セ)「猫に罪はありません」←
シ)「黙れ」←
巴)「! (シエルには聴こえないの?)違うよシエル
あの子はちゃんと猫と話してる」
シ)「何?」
サ)「! ノアの声が聴こえたんですか…?
ということはキミの隣にいる彼女も猫又(ｹｯﾄ・ｼｰ)…?」
巴)「この子は弓弦葉 白狐…猫又は少し前に……
…死んだの」
サ)「そうですか…それはそれは
猫又の方だけにはお悔やみ申し上げます
貴女のような主人に飼われたせいで
死んでしまったんですね」
巴)「っ」
サ)「図星ですか?」
弓)「巴様…」
巴)「大丈夫」
私は心の動揺を抑えた
國の話題が出るとまだ心が揺れる
この子の言うことは満更ウソでもない
サ)「人間の分際でノアの声を聴けたなら大したものです
彼女に免じて名前を教えます
僕はサング・ヒューバート
この家の次期当主です
はじめましてシエル・ファントムハイヴ卿」
セ)「! ヒューバート家…やはり」
シ)「? 何だセバスチャン」
セ)「ヒューバート家と言えば知る人ぞ知る
ヴァンパイアの一族です」
シ)「!? ヴァンパイアだと?」
弓)「ｯ(また穢らわしい闇の生き物が…)」
巴)「それって…吸血鬼?」
セ)「そうですね ただ
ヒューバート家のヴァンパイアは
並みの者とは少々格が違いますよ」
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黒妃 - 水季愛素さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)今回は数日ほど間が空くことが何度もありましたね。すみません(・・;)続編も楽しんでいただけるように頑張ります。よろしくお願いいたしますm(__)m (2015年3月21日 7時) (
レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
水季愛素 - まずは初めまして！そして完結おめでとうございます。ずっとコメントする機会を伺っていた一作目からのファンです。とくに、今作は毎日更新されてないかを見ては、一喜一憂していました。本当に面白かったです。お疲れ様です。続編、楽しく読ませていただきます！ (2015年3月21日 1時) (レス) id: 3d8daab8a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - ベルちゃんさん» 了解です(^-^ゞ少々時間がかかるので少しお待ちくださいm(__)mその内URLを載せさせて頂きます(*´∇｀*) (2015年3月20日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ベルちゃん(プロフ) - 続編、是非書いてください！応援してます( ´ ▽ ` ) (2015年3月20日 13時) (レス) id: d34f80808d (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ご無沙汰です(。・ω・。)ゞ!!最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m!!続編、喜んで書かせて頂きますo(｀^´*)!!ある程度更新が出来ましたらこの作品にURLを載せさせて頂きます(*´∇｀*)次回もよろしくお願いいたしますm(__)m! (2015年3月20日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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