◆黒執事◆〜シンデレラの罪〜final

3＊速度の差 ページ5

＜エイミーside＞


ベランダにあの時の2人がいるのは空から見えてた

だからわざと羽を落とした

シエルには捜すだけでいいって言われたけど…

私はできるだけシエルたちから遠い最上階…

屋根裏に敵を誘き寄せた

みんなの時間を稼ぐために

そして待ち伏せること数秒で1人が現れた

エ)「Aちゃんの居場所を教えて…!」

敵の首筋に宛がうのはパレットナイフ

私の周りにある武器になりそうなものはせいぜいこの程度

エ)「早く言って…!」

──『無茶はするな』──

ああ言われたけど…大丈夫

エ)「…」

カ)「ｺｸﾝ))」

カルもいr「よそ見はよくないんじゃない?♪」

エ)「!」

気が付くとパレットナイフを握るリエンに

私が取り押さえられていた いつの間に…!?

カ)「! 離れろ!」

リ)「お〜っと…ダメダメw動いたらこの子

死んじゃうよ?♪」

エ)「っ…」

首に押し当てられるナイフ

カ)「殺れるもんなら殺ってみろ 俺がさせねぇ」

リ)「ｸｽｯ))キミ…竜(ドラゴン)だよねぇ?」

カ)「だったら何だ「だったら勝てないよ」」

リ)「ヴァンパイアであるぼくのスピードに

ついてこられるわけないでしょ?w」

エ&カ))「「!!?」」

ヴァンパイア…!?人間じゃないとは知ってたけど

まさか…本当にいるんだ…そんなの

リ)「ねぇ ちょっと付き合ってよ」

カ)「付き合う?」

リ)「三人でお散歩しよ?せっかくだから…この

お屋敷 案内してアゲル♪」

案内って…

エ)「何で…」

リ)「え?あぁ…別に?キミら使えそうだし((ﾆﾔﾘ」

使えそう?

リ)「殺すように言われてるけど…時間まで限定

された覚えないwどーする?」

エ)「…タチの悪い部屋以外なら」

カ)「! エイミー!!」

リ)「決定〜♪じゃ行こっか♪エイミーちゃん」

エ)「うざ」←

リ)「キミを拷 問部屋に連れていけないのがざ〜んねん♪

キミみたいな子ほど泣かせる価値あるのに…」

エ)「((ｿﾞﾜｯｯ」

悪寒を感じた

カ)「おい!それ以上触んな!

今すぐ離れろこの変態ヤロー!」←

リ)「酷いねキミらwじゃーねドラゴンくんw

次にぼくを見付けたとき

エイミーちゃん生きてると良いね((ﾆﾔﾘ」

カ)「待t((──ﾊﾞｻｻｻｯｯ!!)) !!?」

屋根裏に舞う大量のコウモリ

コウモリの大群が見えなくなる頃には私は別の

場所にいて…カルと完全に引き離されてしまった

こんな簡単に…こんないきなり…?

リ)「ゆっくり歩こ?エイミーちゃん…?」

エ)「…」

今はナイフで喉を切られないよう従うしかない

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