◆黒執事◆〜シンデレラの罪〜final

5＊開戦 ページ7

＜シエルside＞

ヴァンパイアが相手か…

──『血の気がない…というか…』

殺された女性の遺体は血液が抜き取られていた

犯人がヴァンパイアなら説明がつく

聞いた話では実行犯は2人…と言うことは後1人

どこかにいるだろうな

だが なぜわざわざAを捜していた?散々多く

の人間の血を飲んでおいて…Aには何かコイツ

らにとって食料以外…或いは以上の価値があるのか?

サ)「? 何ですか?僕のことをじっと見て」

シ)「…何か問題があるか」

サ)「生意気ですね…殺したくなります」

シ)「いいや 死ぬのはサング・ヒューバート

お前だ ファントムハイヴ家の使用人を拐った

代償は高くつくぞ」

ﾉｱ)「ﾌ──ｯ!!」

サ)「…僕もだよノア…」

また猫と…(-_-;)

シ)「巴、奴は何と言ってる?」

巴)「え;…“アイツ…オレ嫌いだ”シエルのこと

嫌いだって(^-^;)」

セ)「お可哀想に」←

シ)「余計なお世話だ」←

サ)「バカな人間たちだねノア…もうすぐ全部終わ

って無駄になってしまうのに…それに…凄く腹が

立つ…こんな連中は命令通り


さっさと殺してしまおう」


命令…?

次の瞬間 視界からサングとノアが消え

──ｷﾝｯ

僕と巴の両端からシルバーと爪のぶつかり合う音

がした

弓)「ほんに 英国はタチが悪うございます」

セ)「貴女よりよろしいと思いますよ」

セバスチャンと弓弦葉が防いだ

だが今のスピードは?消えた?

シ)「(足止めを食らっている場合では…)セバスチ

ャン!倒して道を開けろ!命れi「待って!」巴?」


巴)「先に行って」


シ&セ))「「!?」」

シ)「ダメだ!以前のように命火で戦えない!そんな

状t「シエル」?」

巴)「目的の為ならどんな方法でも使う…のが女王

の番犬でしょ?目的は皆で生き残ることじゃない

Aちゃんを助けること…いつも通りのチェス

をして」

セ)「…坊ちゃん」

シ)「(巴…)行くぞセバスチャン」

僕は階段を駆け登る

サ)「ｯ!」

──ｷﾝｯ

弓)「宿り子の決意…妨げるなど許しませぬ」

サ)「…バカなんですね 気配を読む以外に何もで

きないのに…今だって泣きそうな顔をして…」


巴)「ｯ 弓弦葉!」

弓弦葉が渡すのは刀

巴)「友の道開くこと叶わば

何恐ろしいことあるものか!!」

サ)「? (雰囲気が…)」


巴)「一ノ宮家が当主 巴


太刀の演舞


参ります…!!」


＜ソフィアside＞


始まった…

あたしはAを抱き抱えて部屋を出る

貴)「Zzz…」

さぁ 今はお休み…ゆっくりと…ね

＊God's daughters �鵺＊→←4＊格の違い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す