25＊再会 ページ31
＜エイミーside＞
嘘…
血の気のないAちゃんに歩み寄った
カ)「…エイミー!」
──ひや…っ
冷たい手…
エ)「嘘だ…嘘だ!」
巴)「エイミーちゃん!」
え?
──ｶﾞｯｯ!!
エ)「ｯｯ!!」
後ろから誰かが…リエン…
頭が…殴られ…?
気絶しないまでも…クラクラして…
自分の翼が消えるのが分かる
リエンが私を抱き上げた
巴)「エイミーちゃんを…!」
巴ちゃんが刀を手に炎を燃やしてリエンに迫る
その後ろから迫るサングの影
エ)「巴…ちゃ…」
＜巴side＞
──ﾊﾞｯ!!
巴)「んん!?」
背後から手で口を塞がれる
サ)「君はこっちです」
サングは私の正面に来ると私の口を抉じ開けた
巴)「ぁ…」
何する気…?
サ)「君は今すぐ要りようなんです…よ!」
巴)「……ｯｯ!!?」
口に手を突っ込まれた!!
シ)「セバスチャン!二人を助けろ!」
セ)「御意」
驚きと息苦しさで何もできない
やがて何かを捕まれた感覚がして
サングが手を引くと
──ﾊﾞﾀｯ
何も感じなくなった
＜グレルside＞
グ)「ちょっとアンタ!!」
──ﾌﾞﾝｯ
振り回したデスサイズを身軽にかわすガキの手には
グ)「アンタ…それ…」
サ)「彼女の“魂”ですよ」
アタシはぐったりとした巴の体を支える
持っただけで分かるワ…──魂がない…
グ)「アタシをボコボコにした次は巴の魂を盗む?
ﾊｯ!なかなか大胆にアタシの恨み買ってくれるじゃない!?」
──ｷﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗ!!
アタシの横を掠めるように通りすぎるガキ
サ)「いい加減にしてください…」
──ﾌﾞｼｭ…ｯ
グ)「!?」
アタシの足から伸びる複数の切り傷と飛沫する血
サ)「もう少しで終わりますから…邪魔しないでく
ださい…殺しますよ?」
ｯ!足が…これじゃなかなか動けないじゃないの!
＜サングside＞
僕は新しい肉体の前に立った
サ)「新しい魂ですよ…お姉さま」
口元に置くと溶けるように体内に消えていった
──ﾎﾞｯ!!
体が白く燃え上がる
全))))「「「「!!?」」」」
その炎は次第に紫色へと変わって行く
炎が収まると心なしか血色が良くなった気がする
胸に耳を澄ました
──ﾄｸﾝ…ﾄｸﾝ…
あぁ…聴こえる…生きている…
──ﾌﾜ…
サ)「!」
鼓動に聞き入る僕の頭を撫でる優しい手…
おそるおそる顔をあげると
朗らかに微笑むそっくりな笑顔…
そのとたん目が熱くなった
僕はまた泣いてしまったのか…
無理もない
だってまた会えるなんて…
嬉しいです
お姉さま
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黒妃 - 水季愛素さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)今回は数日ほど間が空くことが何度もありましたね。すみません(・・;)続編も楽しんでいただけるように頑張ります。よろしくお願いいたしますm(__)m (2015年3月21日 7時) (
レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
水季愛素 - まずは初めまして！そして完結おめでとうございます。ずっとコメントする機会を伺っていた一作目からのファンです。とくに、今作は毎日更新されてないかを見ては、一喜一憂していました。本当に面白かったです。お疲れ様です。続編、楽しく読ませていただきます！ (2015年3月21日 1時) (レス) id: 3d8daab8a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - ベルちゃんさん» 了解です(^-^ゞ少々時間がかかるので少しお待ちくださいm(__)mその内URLを載せさせて頂きます(*´∇｀*) (2015年3月20日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ベルちゃん(プロフ) - 続編、是非書いてください！応援してます( ´ ▽ ` ) (2015年3月20日 13時) (レス) id: d34f80808d (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ご無沙汰です(。・ω・。)ゞ!!最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m!!続編、喜んで書かせて頂きますo(｀^´*)!!ある程度更新が出来ましたらこの作品にURLを載せさせて頂きます(*´∇｀*)次回もよろしくお願いいたしますm(__)m! (2015年3月20日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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