【銀魂】ドsな最狂少年は、夢主振り向かせ計画をたてます！！総「好きでさぁ！」貴「え」≪ドッキュン≫

136発目 新八side ページ41

異様な雰囲気を出すイケメンこと浅田春人さん。今回の依頼人だ。

……沈黙が流れる

銀時「この煎餅食べて宜しいです〜？」
浅田「あぁ、かまわないよ。すまない、こちらから呼んどいて待たせることになってしまい」
新八「食事までご一緒させてもらますから文句なんてないです！」

“あぁ、それは良かった”と言って湯を飲む浅田さん。この人の出すオーラはなにかとてつもない恐怖感がある

＊

数分すると少し長い机の上には普段食べない料理がズラリと並んでいる。

銀時「い、いただきまーす！！」
新八「あ、ちょっと銀さん…では浅田さんご飯いただきますね？」
浅田「えぇ、どうぞ。私も食べるので」

銀さんは鯛に、僕はご飯に、浅田さんはマグロのお刺身に手を付けていく。
今頃Aさんたちは焼肉を食べているはず。僕らは…多分焼肉より高級なものを食べている気がする…
_____…
銀時「はーっ、喰った喰った。」
新八「銀さん、人前ですから……」
浅田「いえ、こうしてくつろいでいただいて結構ですよ」

紳士的な笑みを浮かべていてもこの人の異様なオーラが笑顔でさえも恐怖におとしいれる……確かこの人、噂では近所の住民を“玩具”のように扱っているらしい。

新八「あ、ところで浅田さん、依頼とは何でしょう？」
浅田「あぁ、じゃあ本題へ入るか」

そう言って浅田さんは封筒の中から2枚ほど写真を取り出した。

1枚目は波月由佳という団子屋の女性、ポニーテールの笑顔が綺麗な方

2枚目は名前は言えないとのことで、名前は知らないけど由佳さんとは反対で少し人に慣れてない冷めた冷酷な目をしているセーラー服の少女。Aさんに似てる…？

銀時「この2人を探しだせばいいんですか？」
浅田「あぁ、だが、あまり人探してをしていることを外部に知られたくなくてね…そこで万事屋さんにお願いをと思ったんだ。あ、そうだ。2枚目の少女は探すのが大変かもしれない。今は正直別人と化している」
新八「……別人？」

整形でもしたのだろうか？
それとも、本当に……なわけないか。

浅田「……君が思っているようなことはしてないよ。ただ、この冷めた表情が暖かくなっていることぐらいだよ」
銀時「んじゃ、仕事始めるか…あ、期限は？」
浅田「いつでもいいですよ。しいていうなら何十年後となるが私が死ぬまでかな」
銀時「へぃへぃ。あ、報酬は後でも…」

どうやら浅田さんは探してくれるお礼を先に渡してくれた。しかも見つかりしだい報酬がまだ貰えるとか…

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