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試合は5-3で逆転勝ち、
執念の勝利ってところやな。
Aが医務室に運ばれてからは、チームの雰囲気がガラリと変わり、
中日に対して、殺気というか、怒りのオーラがハンパじゃなかった。
そりゃそうやんな
大切な仲間を傷つけられたんやから。
そんで試合終了後、インタビューやらなんやらほっぽらかして
全員で医務室に駆けつけた。
勢いよく扉を開けて、ベッドの方に近づいていく。
『椋丞!みるくは?!』
カーテンを開けると、みるくは椋丞の足の間に座ってて、
ホットミルクを飲んでいた。
「さかもとー!」
みるくは俺を見て嬉しそうにふにゃりと笑い、
ぎゅっと俺に抱きついてくる。
痛々しい包帯が巻かれた頭をそっと撫で、
優しく抱きしめ返した。
『みるく…無事で良かった』
「へへー♪」
Aは元気やし、頭は別に痛くないらしい。
あんな派手に当たったんに、タフやな笑
長「みるく大丈夫か?」
「だいじょーぶだよっ」
内「心配したぞーーっ」
「パー先輩ありがとー!」
村「もう痛くないの?」
「村田っち!痛くないよー^ ^」
藤「みるくーーー泣」
「ぴのーーー♪」
みんなが着てくれたから嬉しいみたいで、テンション上がってる。
今は阿部さんに抱きついてるし、長さんには抱っこしてもろてたし、大介とまたいちゃいちゃしてるからムカつくし←
俺は椋丞の隣に座ってその光景を見ていた。
『みるくはほんま強いなー』
宮「…っすね…」
椋丞の声がいつも以上に小さい。
変に思って顔を見てみると、
宮「……」
真っ赤っか。
何?何があったんや?笑
苺並みに赤いんやけど。
『どしたん?なんでそんな顔赤いん笑』
宮「……聞かんとってください…」
頭抱えて項垂れよったわ笑
可哀想やからこれ以上突っ込まんけど、めっちゃ気になるし。
なんやろ。
俺らが試合してる間、みるくと何かあったとか?
…椋丞に限ってそれは無いか笑
このシャイボーイがみるくに変なことすると思えんしな。
「さかもとー。抱っこー」
『はいはい笑』
何より、Aが無事でほんま良かった。
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ヤマトストロング(プロフ) - 私は、鷹党ですが、この小説かなりいいと思います。 (2014年1月4日 16時) (レス) id: 414c0c4970 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - Candyさん» いえいえ!私まだフロチャしかしてなくて、12月あたりからずっと下書きしてたのをUPしようと思ってて…。でも嵐のなので暇な時でいいですよ! (2013年11月18日 16時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» 本当にありがとうございます♪((´艸`*))よっしーさんの作品もまた見に行かせてもらいます!頑張りますね^ ^ (2013年11月18日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - そんなことありますよ!!私は書いててもどーも….(T_T) 小説もそうですけど色々頑張ってくださいね! (2013年11月17日 23時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» そんなことないですっでもありがとうございますヽ(*^ω^*)ノお願いします♪ わかりましたっ!! (2013年11月17日 20時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Candy | 作成日時:2013年9月30日 9時