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青い水筒 ページ12

翌日、アカデミーが休みだったので何となく外に出ていた。


いつサスケに会うかも分からないので洗って置いた水筒を手に持っている。


昨日、いのにあの後無理矢理お花屋さんに付き合わされたこともあってか疲れきっていて、起きた時には既に昼を回っていた。



何となく演習場を目的地にして歩いていると誰かとぶつかった。


「っ!ごめんってばよ!!」

「!ナルト…!」

「!あっ!A!ちゃん…。」

「呼びずらいでしょう?もうちゃん付けは卒業だ。昨日のナルトは何かキモオタみたいだったよ。」

なんとなく。と私がそう言えば、ナルトはガーンと音を立ててしょげる。

彼の言動はいちいちわかりやすい。

「俺ってばこれから一楽に行こうと思ってたんだ!Aも一緒にこねーか?...ん?って、その水筒!!!あわわわ!昨日のこと怒ってる?!」

私が手に持っていた水筒を見るなり昨日と同じように顔を青くするナルト。

「平気だよ。でも全く怒ってないと言えば嘘になるな。」

「お、俺もサスケ探すの手伝うってばよ…」

ナルトは冷や汗だらけになって引きつった笑いを浮かべる。

私は「別に探してるわけじゃないんだけど…。」と言って歩き出した。


ナルトは私の様子を伺うようにこっそりと後からついてくる。


「A〜!!」


ふと、前方に特徴的なピンクの髪をたなびかせ、緑の目をしたサクラが私を見て走ってくる。


「!サクラ!!どうかしたの?」


「もう一大事よ!!さっきサスケくんとすれ違ってね!それでもうホントに…」

「グドアフタヌーン!サクラちゃん!」

興奮して喋りだすサクラにナルトが声をかけた。

「あんたは黙ってて!」

サクラはいつもの如くナルトの頭の上に拳骨を落とした。

「え!サスケ!?サクラ、サスケってどこにいた?」

「え…そこの角を右に曲がったところだけど…。どうかしたの?」

「少しサスケに用があって。ありがとう。それじゃあ!」

そう言うと私はナルトを置いて全速力で角を曲がった。

ざっと2、30m程先に、サスケらしき影がみえる。

サスケの近くまでよるときには既に疲れていた。

「サスケ、水筒失さなかった?」

「ああ、多方あの煩い女子達が盗んで行ったってとこだろう。よく見ておけばよかったんだがお前を相手にしていたせいでそんな暇が無かった。」

「えーっと、その事についてなんだけど。実は…ナルトが間違えて持ってきちゃったみたいでさ…。もしかして、サスケその前に水飲んでた?」

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Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです!続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください!(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます!!学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!!この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません!!頑張って進めるようにしますね! (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:julius | 作成日時:2018年1月1日 1時

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