教室 ページ7
昨夜ナルトと修行をした事での成果はかなり大きかった。
私に有り得ない程のジャンプ力と足の速さがあることが分かったからだ。
木から木へ飛び移ったり、建物の屋根から屋根へ飛び移るのをナルトはひょいひょいとこなしていた。
ここでは人間が”忍”として超人的な能力を持つことは普通のことなのかもしれない。
そうこうしているうちにアカデミーについてしまった。
緊張しているせいか、道が嫌に短く感じた。
教員室まで行くと、背後から声をかけられた。
「君がAかな？」
「はい。そうです。」
振り返るとニコニコとした男が、こっちを見ていた。
「俺は、今日から君が入るクラスの担当のなるうみのイルカだ。火影様から事情は聞いてるよ。」
「至らないところも多いかと思うけど、宜しくお願いします。」
「ハハハッ...！そんなにかしこまらなくても良いよ。」
イルカ先生についてある教室まできた。
中には既に人がいるらしい気配がする。
若干の緊張が走り手汗を拭った。
ガラガラとドアが開かれてイルカ先生が教室に入って行く。
「イルカ先生今日は遅かったわねー！」
「そうそう！これじゃ遅刻だよ！！」
途端、生徒達が騒ぎ出した。
イルカ先生はそれを軽く受け流して
「今日は新しくみんなと学ぶ仲間が来たからな！」
と、私の方に目を向けた。
仕方が無いのでおずおずと教室に入る。
「火の国を支える大名のご子息にあたる、A...」
イルカ先生がそこまでった時、続きの言葉を遮って声がした。
「あっ！！Aちゃん！！」
見覚えのある金髪に額のゴーグル...それをつけた少年が目を見開いていた。
「！ナルト？」
教室中が大騒ぎになった。
「え！！ナルトが転校生と知り合い！！！？ちょっとォ！どういう事よ？」
「おいナルト！どこで知り合ったんだよ！！」
そしてイルカ先生までもが
「Aってナルトと知り合いだったのか！！？」
「何だってばよ！？みんなしてそんな驚いて！未来の火影が里の情報を知っておくのは当たり前ってばよ！！テンコーセイ一人でもなァ！ってゆーかAって大名の親戚だったんだ。」
「...まあ一応、そう言う、こと…。」
大名の親戚。答えにくいのでその事にはあまり触れられたくなかった。
「静かに！！」と言って皆を宥めると先生は私に小声で「何か一言。」と言ってきたので軽く自己紹介をすることになった。
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Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます！なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです！ (2018年11月6日 18時) (
レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです！続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください！(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます！！学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります！ (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます！！この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません！！頑張って進めるようにしますね！ (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：julius | 作成日時：2018年1月1日 1時
