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弁当 ページ32

カカシ先生が去った後私達3人は弁当の封を切り始める。


私はおどろおどろしい手つきで箸を割った。


それを見るナルトの目はどことなく恨めしそうだ。



「はぁ…。」


悩みに悩んだ末、私はサクラやサスケに協力してもらい、ナルトにも弁当を食べさせることにした。


「サクラと私は先生が来ないように見張りをして、サスケが食べさせる。これでどうかな?」


「何で俺がこいつに食わせなきゃいけないんだ。見張りを希望する。」


「まあ確かにサスケは戦闘能力もあるし見張りって感じだよね。じゃあ…」


私はサクラを見た。


「私は絶、対、に!嫌よ!!お断り!」


「ぐすっ…サクラちゃん…。」


私は「仕方ない。」と、落ち込むナルトの前にしゃがみこみ弁当を片手に箸をナルトの口元に向かわせた。


「!A…!」


サスケがこちらを振り向く。何か感じたらしい。


まさか……!


「お前らぁー!!!」


目の前が煙たくなると同時にカカシ先生が突如として姿を現した。


「うわぁーっ!」


驚いた私は思わず弁当を手から離してしまった。


ベチャッと音がする。


放物線を描いて飛んだ弁当の着地先はカカシ先生の頭上だった。



カカシ先生の額からずるっと弁当が落ちる。



それでもカカシ先生はニコッと笑って言った。


「ごーかっく!」


「!じゃあこれもチームワークだったんだ!」


これだったんだ。カカシ先生が意図してたのは…。


「その通りだ。A、よく気づいたな。」

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Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです!続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください!(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます!!学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!!この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません!!頑張って進めるようにしますね! (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:julius | 作成日時:2018年1月1日 1時

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