語彙おにぎりの具宣言。【狗巻棘】 (ページ5)

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▽聞き込みページ5

[【しゃけ】について研究するために聞き込み調査中…]

『五〜条〜先生っ！ちょっといいですか？』

ってことでみんな大好き五条先生に聞き込みをしていきます！()

『狗巻くんのおにぎり語について聞きたいんですけど…』

五「おにぎり語？あー、そういえば声高々に宣言してたね！」

『それは禁句です！黒歴史なんでｯ！』

早速、黒歴史を掘り起こされました

これから聞き込み調査だって言うのに、後が不安ですね！()

五「っていうかおにぎり語をなんで研究してるの？もしかして、好…」

『好ｯ？！何がですか！』

突然のことで上手く返答ができなくて戸惑う

五「んー？おにぎりが好きなのかなーって」

『…はい、好きです…ｯ』

クソ、なんか変な笑み浮かべちゃってるよ…

うわぁ…なんか1人勘違いしてる、ﾀﾋぬぅ…

1人で悶えていると後ろの扉がガラガラと音を立てて開いた

狗「…高菜？」

『い、狗巻くんｯ？？！！』

どうしたの、と私の顔を覗く狗巻くんを見ると顔が赤くなる

なんだろう、これ

頬に熱が籠って、心臓がバクバクと音を立てる

狗「ツナマヨ、高菜？」

『五条先生ｯ、失礼しましたｯ！』

五「えー、もうちょっとお話しよーよ。まだ、棘の話も終わっt(((『それ以上、言わないでくださいｯ！』…へー、なるほどね」

私が教室から出る時も五条先生の口元は相変わらず意地の悪い笑みを浮かべていた

そんな笑みに気づくはずもなく焦った私は後ろから追いかけてくる彼にも気付かずに、無心で走り出した