新しい思い ページ5
私の心には新しい感情が浮かんだ
Knightsだけではない
流星隊も
私を助けてくれるんだよ
ねぇ…知ってた？
私は知らなかったな。
「………先輩、もう…大丈夫です……」
「…………本当か？」
「……え………」
「お前は今、何か考えている事、あるんじゃないか？今日のお前を見て、そう思ったんだ」
「………それは……」
「俺達は、お前の味方だから、こっちを見ろ」
ふと、上を見れば流星隊の皆が私を心配そうに見ていた
「……………私………さっきまで、皆さんが何かを企んでいるんじゃないかって…不安だったんです………」
「……」
「だけど………違いましたね…流星隊はそんな事絶対にしない……そう、確信を持てました。Knightsや流星隊なら安心できるなって…」
千秋先輩を少し微笑みながら見れば
一瞬目に光が灯ってないように見えた
なんというか…その一瞬がとても怖くて
「……A、それは間違っているぞ…」
「…え……」
「Knightsや流星隊だけでなく、夢の咲き学院のアイドルは、皆お前の味方だ。」
「味方………？」
「……ふふ………Aさん、よく…きいてくださいね…？あなたが『たよれる』ひとは、『ゆめのさきがくいん』のアイドルだけです。おかあさんやおとうさんではありません…ぼくたちだけです…♪」
「……私…の……味方…………はお母さんやお父さんじゃなくて…アイドルの皆…だけ……」
「はい…♪これからは、みんなをたよるんです…わかりましたか…？」
「……はい…………………皆が味方………私には…皆しか…」
「……そろそろこのお話はおしまいにしようっす！」
「拙者、お腹が空いたでござる！！」
「俺も……あ、先輩…母さんが野菜を持っていきなさいって…なので、これどうぞ」
翠くんから袋から溢れそうなほどたくさんの野菜を受け取った
「こ、こんなに…いいの？」
「はい…うちには沢山あるので」
「そっか…ありがとう…じゃあ…夕飯作りましょう」
「俺も手伝うっす！！」
「『てとら』はぼくとあそびましょうね？」
「えええ！？俺も料理をしたいっす〜！！」
私の家には笑い声が響いた
？「…………これをこうして…ああ、あっちもやんないと…ふふ…明日が楽しみですね…」
最後のカチっという音が響いた
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作者名：kuru | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/member.php?id=28500020
作成日時：2018年12月1日 19時
