呼び出し プロローグ33 ページ31
「え、えと……………」
オロオロしている私を見て
「まぁ………お前が言いたくなければ…良いんだが…大体、誰がやったのか想像つくしな…」
「………」
そこに、ガラガラと音が響いた。
「…Aちゃんいますか？」
あれは………………天祥院先輩だ。
「…！先輩、どうしましたか？」
「………ちょっと…Aちゃんに用事があってね。大事な事なんだ。駄目かな？」
「……A、行ってこい。アイスはまた今度にしよう…な？」
「先輩…」
「アイス食べれないのは残念だけど…また今度行こうだぜ！」
「光くん…うん、ごめんね。」
私は佐賀美先生に挨拶してから、天祥院先輩と生徒会室に向かった。
「…どうぞ、ソファにかけてくれて良いからね」
「はい、ありがとうございます…」
相変わらず生徒会室は綺麗だなぁと見とれてしまう。
そこに、また誰かが入ってきた
「失礼しま〜す！」
「失礼するぞ！」
流星隊とfineだ。
皆も呼び出されたのかな？
「全員揃ったね。」
「あぁ！じゃあ…始めよう」
始めるとは……
「Aちゃん、君は花野ひなに苛められているよね？今日だって…その頬、殴られたよね？」
「……。」
「今日集まったのはね、君が苛められているのを助けるための計画を立てようと思ったんだ。」
「…！」
たす…けるか
「その為にはね、Aちゃんが…証言してくれないと困るんだ。」
「……私が…？」
「そうだ。皆、Aの為に協力しようとしてくれてるんだ！」
「……で、でも……私は………」
……私が証言してしまったら…
花野さんが………危ない目にあうような……
そんな気がして仕方ない
「大丈夫。ただ……君から許可をもらいたいんだ」
「えと……」
「…これは、A殿の為でもあるでござる！」
「僕達もAを助けたいもん！」
「私も、同じでございます。」
「ふふ………Aさん、どうしますか…？」
私は……………………
「………………少し、考えさせてください…」
「君が望むなら…僕達は、いつでも返事を待ってるからね」
「……………はい…」
そのまま私は生徒会室からでて、帰った。
どうすればよかったのかなぁ……
今となっては、後悔しかないよ。
あの時、私が…………きちんと
正しい判断をしていたなら
花野さんも、私も…
幸せになれたのかもね。
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kuru(プロフ) - 吹雪 白さん» ありがとうございます！次のお話で番外編は終わりになると思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 16時) (
レス) id: 8114fc1bd5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 白(プロフ) - この小説好きです！ 夢主ちゃん頑張って！！元彼...信じてるよ (2018年12月1日 16時) (レス) id: abbecc26ba (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
羅衣奈 - kuruさん» 了解しました！名前のことは、気にしなくても大丈夫ですよ！ (2018年10月20日 12時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - 羅衣奈さん» すみません！間違えました。ショト猫さんですね！ (2018年10月20日 11時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuru | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/member.php?id=28500020
作成日時：2018年9月15日 22時
