怪盗Knights--今夜貴方を手に入れる--

S　見つけちゃった秘密の隠れ場所2 ページ25

♞＆♝ 【見つけちゃった秘密の隠れ場所の続きからです】


「なんですか…」

？「まだ秘密だな。」

「そうですか。まぁ、今日の作戦は成功させますよ。」

？「約束したもんな〜？さもないと…」

「姉に…何をするか分からない、ですよね？」

？「さっすが〜！俺はお前のそういう所を見込んで頼んだんだ。」

「貴方は…姉を幸せにしてくれるんですか？」

？「まぁな…Aの母さんに言われたんだよ。Aを幸せにしろってな。でもなぁ…それ以前に俺もさ、欲しくなったんだ。悪いな」

「………姉は、貴方達が思うより強いですよ。」

？「ふ〜ん…まぁ、今はまだ。まだ、その時ではない。おれだけだからな。他の奴らにも堕ちてもらわないと…んじゃ…また、いつかな。………頼んだぞ。」

「っ……じゃあ、ね。……怪盗キング。」

そういうと、あいねは去っていった。

「…………俺は…欲しいものは手に入れる。お前の好きにはさせないぞ………皇帝様？」








コンコンコン

「失礼します…。」

4人「失礼致します。」

「あら、珍しい。この間は何故来なかったんですか！？全く本当にそんなんで」

「…姫の認識があるんですか。分かってますよ。早くやりましょう。こんな所で時間潰したくないです。」

「くすくす……」

「はぁっ…お姉ちゃん…」

(次期姫…か。どうでもいい。私は私の道を歩もう)

「………練習してきましたよね？」

「？当然。私の演奏聞いてくださいよ、先生？」

私の実力…見せてあげよう。


　


「っ……素晴らしい！前回とは比べ物にならないわ…！」

「そうですか？」

(早く開放してよ？)

「…わぁっ……((ボソ 私も…あんな風に…」

「あら？せっかく褒めているのに何ですか、その顔は？」

「褒めて下さりありがとうございます。大変、嬉しい限りです…。」

「ぶぶっ…」

(英智！？や、やめてよ。)

「あら？警備さん？何か面白い事でも？」

「いえ。A様の、顔があまりにも嫌がってたので面白いなと。つい。」

「っ英智………！」

(や、やばい…これ絶対怒ってる…ほら…ヒエェェ…)

「あら、何ならこの曲はおしまいにして。」

「あ、もうお稽古終了ですか！？「お待ちなさい」

「そろそろ次の曲に入りましょうか？何の曲にしましょうか？」

「チューリップ、メリーさんの羊、カエルの歌が良いです！」

「………」

「申し訳ございません。」

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