狂っていく10 ページ12
「しばら、く……？」
少し声が震えてしまった。
「…そうねぇ…あの人があの程度でAちゃんを諦めるだなんて、思わないわよね…」
「…ヒッ…」
「A〜、言ったでしょ〜？」
凛月さんはすっかり怖がっている私に声をかけてくれた。
「俺達が守ってあげるって。」
「………え…」
「安心してください！私達はKnightです！姫に仕える忠実な騎士です！」
「そうだね…安心しなよ。俺達がAの事を守ってあげるよ。」
「で、でも………」
「大丈夫だぞ！Aの事…ちゃんと守るからさ？」
「…っい……いん…です…か………？」
５人「もちろん」
………弱った私にそんな事を言わないで
私は弱いから…
貴方達の手をとってしまう
「…っはい……」
「ふふ♪これからは仲良くしましょ！それと、約束しなくちゃ…もう、私達に嘘はつかないこと。」
嘘、とは………さっきのこと…だろうか。
「…な、んで………」
「先程、先生からお話を聞きました。A先輩、仕事をもらったこと、まだ一度もないんですよね？」
「っ、！」
全てはバレていた、わけだ。
「…分かった？これでもう嘘はつかない。約束だよ、A？」
「…わ、かりました………」
本当は自分が企画書を書いてるんだよって…
花野さんの仕事を私がやってるんだよって…
言えたらどんなに気が楽なんだろう。
もう、すでにこの時の私はKnightsの人達を信じてしまっていたのだ。
「…あの…花野さん、は…「帰ったぞ」
花野さんの話題をだすなという空気がでた。
「それじゃあ、帰りましょ！」
「待ってください！！」
「なんだ？スオー。」
「もう一つ、約束してください！A先輩、私達の事をさん付けや、名字呼びでしょう？それに、敬語ですし！！司は嫌です！！」
「私も、それ気になってたの！」
「じゃあA、これからはちゃんと名前で呼ぶこと、あと、敬語は禁止」
「……っ…わ……わかった……よ。」
「ねぇ、俺ファミレスよりたい〜ねぇ良いでしょ？」
「しょうがないねぇ…Aは？行くでしょ？」
「じゃ、じゃあ……ぜひ…。」
ファミレス…誰かと食事なんて…久しぶりだ。
「A先輩も一緒だなんて、司は嬉しいです！」
そ、そんなに喜ぶことなのだろうか…
今まで…こんな事なかったから
とても新鮮な気分だ。
そして、何処か心が温まるのを感じた。
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kuru(プロフ) - ☆アスカ☆さん» すみません、文字を打ち間違えました（汗） (2019年11月3日 8時) (
レス) id: 6a0887e874 (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - ☆アスカ☆さん» 返信遅くなって下さいすみません！リクエスト了解しました！もうちょっとでハロウィンのお話が出来上がるので、リクエストお待ちください！ (2019年11月3日 8時) (レス) id: 6a0887e874 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - 番外編のリクエストで、レオ君をお願いしますm(._.)m (2019年11月1日 8時) (レス) id: bf7dd3bfe3 (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - ☆アスカ☆さん» アスカさん、すみません！！！直しておきます（汗）ご指摘ありがとうございますm(_ _)m更新頑張りますので、これからもどうぞ、よろしくお願いします！ (2019年10月25日 20時) (レス) id: 6a0887e874 (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - おはようございます。名前変換が出来ず「あんず」のままです。これからも更新頑張って下さい！ (2019年10月25日 7時) (レス) id: bf7dd3bfe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuru | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/member.php?id=28500020
作成日時：2019年10月12日 16時
