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首領を散々弄り倒してエリス嬢と計画を立てていると医務室のノック音が響いた。
中原「中原だ。A迎えに来た」
森「嗚呼、中原君!!よく来てくれた!」
中原「首領!?ああ、Aですか…」
Aが怪我をすると大抵は森が手当をして診療する。Aは医務室の医者のいうことを聞かないからだ。かと言って森の言う事を聞くかと言えばそうではないが。今回は左肩だったので傷口を見たらすぐに看護師にバトンタッチしたが毎度毎度必ず森が診ている。
中原「傷口はどうだA。」
「痛い…左肩とか本当にやめて欲しい。中也と任務1ヶ月は行けなくなっちゃった」
中原「最近の問題組織潰したから暫くはでかい任務も無ェよ。1ヶ月間ゆっくりしようぜ」
「明日から中也が包帯変えてくれる?」
中原「ああ、分かったよ」
「ご飯も作ってね」
中原「ああ」
「お風呂も手伝ってね」
中原「ああ…って、風呂は姐さんと入れ!」
「ええ〜お願い〜」
中原「阿呆か手前!」
中原を弄るのも忘れてはいないが半分は本気らしいAは天然というものか何なのか。森は苦笑して2人を見つめていた。
エリス「リンタロウ、あの2人なんで付き合ってないの?」
森「本人達の独占欲、依存度はカップル並のものなんだけれど…気がついてないみたいだね」
そう言うと森はまた苦笑した。
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作者名:テオ | 作成日時:2017年9月6日 20時