11 中也side ページ12
中原「なあ…」
今は、Aに拷問風景を見せている。
中原「何故手前、拷問風景を見れねえんだよ…」
Aは太宰の拷問訓練に耐えたのにも関わらず、拷問風景は見れないのだ。
案の定、隣では報告を終えた太宰が高笑いしていた。
太宰「Aちゃん、この風景見れないとか大丈夫なの〜?(笑)」
「五月蝿いですよ太宰幹部。ちょっと中也に踏まれて下さい。」
太宰「それだけは嫌だなぁ…なんで死ねって言わないのさ」
「中也に聞きました。自 殺趣味何ですよね」
太宰「成程ね…じゃーAちゃん前見てね」
逸らそうとしてたAの視線を太宰が正す。
「ちゅ、中也ぁ…」
中原「なんだよ。!?」
「これ、なんで見れるの…」
奴は、涙目だった。泣くとは思わなかったが…
太宰「あ、Aちゃん泣いてる?」
「五月蝿いです。黙って太宰幹部」
そうしたら、黒服のひとりが出てきた。
「太宰幹部。お願いします。」
太宰「解った。」
太宰「Aちゃん、見ても見なくてもいいよ。」
「見ます…」
中原「おい、彼奴の拷問風景だけは無理すンな…」
始まった。音こそ聞こえないが風景だけが流れた。
「…」
唖然としていながら、奴は涙を流していた。
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作者名:テオ | 作成日時:2017年7月13日 15時