少女が10人 ページ13
ナルトside
Aが、急に抱きついてきた。
貴「もう少しこのままでいさせて、おねがい。」
Aの声はひどく弱々しかった。
ナ「大丈夫だってばよ!俺が守ってやる!」
貴「うん!ありがとうねナルト。私行くね。」
ナ「おう!またいつでも話聞いてやるってばよ!」
貴「ありがとう!」
ナ「////(可愛すぎだってばよ)」
サスケside
俺は見てしまった。Aがナルトに抱きついているのを。もう少し俺が優しく言っていれば、Aは踏みとどまってくれたかもしれない。俺は最低な人間だな。
サ「はぁ、」
俺はすぐにAの後を追った。
あいつが向かったのは里が見下ろせる火影岩の上だった。
貴「抱えた思い時として
数えきれない痛みを
譲れない誇り胸に
今まで生きてきただろう
戦うことで守って
思いがけなく失くして
傷つけあい学んで大切なことに気づく
だろう。〜♪」
サ「すげー綺麗な歌声。」
貴「誰?」
サ「俺だ。」
貴「今さら何しにきたの。」
サ「別に。」
貴「今日私ナルトん家泊まるから、帰って。」
サ「なぜだ。」
貴「サスケのこと嫌いだから。」
サ「帰ろう。」
貴「うざいよ。」
サ「おまぇ。」
貴「ほらね、サスケだってうざいって言われたら辛いでしょ。サスケにうざいって言われた人もみんなそう。」
サ「そのことは悪かったって。」
貴「私はサスケがなんと言おうと家には帰らない。」
サ「おまえが、いないと寂しいんだよ。」
貴「えっ?」
サ「一緒に飯食う奴がいなくて、また一人ぼっちなんだよ。」
貴「サスケ...。」
サ「帰ろう、おまえが必要だ。」
貴「...。」
サ「どうした?」
貴「その言葉を、その言葉を、私は待ってたの!最初っから素直に言えばいいのに!」
ぎゅー
サ「////!」
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作者名:暁☆柿ピー | 作成日時:2017年5月6日 0時