転生したら滅茶苦茶不便なチート異能力手に入れた件について。その７。

見下ろす景色の件について。 ページ3

大蛇side




Aに、病院を見てきてほしいと言われ、


神の世界から見下ろしてみることにした。




中原「悪ィな探偵社、今日は私怨は抜きだ」




中原中也、重力遣い。


鈴木小文の上司で、


ポートマフィア五大幹部の１人。




中原「順番に戦るか、それとも全員一度に戦るか」




彼が、現在動けるポートマフィアの中で１番、


Aの体術の恐ろしさを知っている筈。


組合戦の時に、


彼女の蹴りに当たれば死ぬ、


それを間近で感じ取ったのだから。


だから、彼女がウイルスで動けない、


今を狙う心算らしい。




中原「俺はどッちでもいいぜ」




相対するは、


探偵社員、谷崎潤一郎のみ。


その他の探偵社員の姿は、


雪のように消えて行った。




谷崎「どッちもしない」




彼の座右の銘は、


「流され人生どんとこい」。


けれど、


こればかりは譲れないという風に、


ポートマフィアの前に立ちはだかる。




芥川「命を捨てて囮となったか」




芥川龍之介、黒獣遣い。


ポートマフィアの狗と自ら名乗る。


中島敦の好敵手は、


Aが入社してすぐに闘った相手。




谷崎「命は捨ててない」




彼がここに残った理由は、


ただ１つ。




谷崎「乱歩さんからの言伝を預かッている」




、

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