転生したら滅茶苦茶不便なチート異能力手に入れた件について。

日本語文法の件について。 ページ30

Aside




杉本「……」




杉本巡査〜、喋って〜！！




箕浦「おい、どうした」



乱歩「いくらこの街でも、銃弾を補充するのは容易じゃない。官給品の銃であればなおさら」



杉本「……」



箕浦「何を黙っている、杉本！」



乱歩「彼は考えてる最中だよ」




モナカって美味しいよね。


あ、違うわ。


さいちゅう、か。




箕浦「オイ杉本！お前が犯人の筈が無い。だから早く銃を渡せ！」




杉本巡査が、


セーフティーみたいなやつを外しながら、


銃を出す。


銃口が向けられた先は…




『…ふふっ』




私。




杉本「なっ、何が面白いんです！？」



『うみねこ』



杉本「何を言っているんですか！？」



『いしだい』



杉本「日本語を話してください！！」




…言ったね？


後悔、しないよね？




『……』



杉本「何です、日本語の文法を知らないんですか！？う、撃ちますよ！」



『 “ 銃を放せ ” 』




ｶﾗﾝ




杉本「…え？」



箕浦「…異能力…！！」




のど飴を１つ、口に放り込む。


あ、蜜柑味、美味しい。




太宰「お、やるねぇAちゃん」



『ありがとう、ございます』



















杉本「放せ！僕は関係ない！｣




杉本さん…


どう頑張れば「関係ない」って言えるんだか。




乱歩「逃げても無駄だよ。犯行時刻は昨日の早朝。場所はここから１４０米上流の造船所跡地｣



杉本「なっ何故それを…！｣




嗚呼、取り調べ、


受けなきゃいけないね、杉本さん。


私に異能を使わせたが最後だよ☆




箕浦「お前にとっては…元職場になるかも知れんが」




、

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