一 死 体 ページ2
私___屋上から人に押されて死にました…
『折角なら転生したいなぁ…』
這いつくばっている無惨な死 体を睨みつけるように私はそう呟いた。
微風に乗った私の呟きは瞬く間に消え去った。
その死体を見つめる瞬間、私は不快感を覚えた。
下唇を軽く噛み締める。
あまりにも生命力を失ったその姿は、見る者に深い哀しみを与える様だ。
しかも私の大好きな作品…文豪ストレイドッグスは完結して無いし
「どうやら随分と酷い死に方をしたようだね」
後ろから声を掛けられる…
まるで天使の様な姿をした白いローブを被った人から声を掛けられる
その姿は、まるで神聖なる光に包まれているかの様に輝きを放っていた。
私は余りに神々しく天使の様な彼女を見つめる事しか出来なかった。
私は"何か"と対話する。
「折角なら転生する?」
天使の様な人は巫山戯た様に告げた
『…本気で出来るの?』
「君がハマった文ストにだって転生出来る。」
転生とか夢物語って思ってたけど…真逆有るとはね…
私は自分の死体を見つめる…。
どうするべきなのだろう…そう思っている矢先、天使が口を開いた。
「君は成りたい事ややりたい事をやればいい…」
『____うん』
私にはその一言しか言える事が無かった。
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作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月2日 17時