8 ページ8
「あ、あれ指名手配犯の仮面ライダーじゃん」
「ほんとだ…あの親子攫うんじゃないの？」
そう言って通行人のカップルはビルドの写真を撮る。
テレビでもそうだったのだが、今もその行動にイラッとしてしまったため、戦兎のドリルクラッシャーで相手の真横を打つ。
『笑いものにするくらいなら…潰すよ』
笑顔でそう言うとカップルは顔を真っ青にして逃げるようにして、どこかへ行く。
「ありがとな、でも勝手に、しかも人に向けてドリルクラッシャーを使うのは駄目だぞ」
『やっぱり桐生さんの発明品は凄いね、扱いやすいです』
「だろ？なんせ天っ才物理学者だし？…誤魔化すなよ。帰るぞ」
『え、でも紗羽さんは』
「いいから、ほら乗った乗った！」
本当に置いていくのか…(混乱)
ごめんね紗羽さん、私体力の自身ないから自転車で帰れる勇気ないや。
戦兎からヘルメットを受け取り、被って後ろに乗る。
…本当に置いていくんだね(2回目)
-----
「おい、俺たちは逃亡の身なんだぞ？なんでわざわざ人助けするんだよ！！」
万丈が怒りながら戦兎にそう言う。
戦兎は何か発明してるようだった。
…ホークガトリンガーかな、これ。
「折角鍋島っていう証人が見つかりそうなのに」
よ、まで言おうとすると、ボトルの浄化が終わり、いつもの音が鳴る。
あ〜、ドンマイ万丈。
「おぉ…戦利品ゲット！！」
今度はタカか…と呟く戦兎。
万丈のこともっと気にしてあげて、いつものことだからいいけどさ。
…ガトリングのボトルって持ってたんだっけ？あ、あるわ。
戦兎が浄化器？みたいなのを笑顔で頬ずりしていると、中から美空が出てきて、ベッドへ向かう途中万丈を踏みつけていく。
とことん理不尽ですね。
美空は起こしたら刻む、と非常に恐ろしい言葉を残して、眠りにつく。
「前から思ってたんだけどよ、それなんだよ」
「そいつはな、ベストマッチだ。」
「…もう一度言おう」
「ベストマッチだ」
「いや、何回言われても分かんねーし」
ラッキーフルボトル
ライト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「仮面ライダー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mezool(プロフ) - Tena_unknownさん» いえいえ(^^)返信ありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年7月9日 20時) (
レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» あ、30話のことですね！？すみません、ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - Mezoolさん» コメントありがとうございます。ファウストっていうのは秘密結社で、その秘密結社で行われているのがスマッシュという怪物の開発なので、おそらく合ってるかと、、、更新ペース遅いのにも関わらず、応援ありがとうございます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
Mezool(プロフ) - いつも楽しく見させて貰ってます。質問なんですが、“ファウスト”じゃなくて“スマッシュ”じゃないですか？間違ってたらスミマセン（ ; ; ）これからも更新を楽しみにしてます！ (2019年7月6日 20時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tena_ | 作成日時：2018年10月10日 18時
