黒子のバスケ〜七人目は真ちゃんの幼なじみでした〜

第４４話~真ちゃん、ごめんね…わたしｰｰｰ。 ページ48

あの夢を見て数日がたった頃




寮生の学校から夏休みでもないのに帰ってきた





「ただいま。」



2人とも変わらず元気そうにしていたので安心した



「おかえり」





Aは笑顔で2人を迎える



「ねえ、なんで二人は夏休みじゃないのに帰ってきてんの？」





「んー､母さんに帰ってくるように言われたからだよ。なんか話があるみたい
話だったらあんたがいるんだから私たちが帰ってこなくていい筈なのにね。」




「そーだよね、A姉が頼りないからじゃないの？」




妹がニヤニヤと口元を抑えながら言ってくるのでなんとなく腹立つが我慢する





「…全員に言わないといけない大切な話なんじゃない？」





「…嫌な予感する。」




「ちょ、不吉なこと言わないでよA姉！」






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「え、離婚！？」




「なんで？仲良かったじゃんお母さんたち！！」




話を聞いてみると離婚すると言うお母さん


お父さんは何も言わない黙ったままだ





「…まず離婚することになった理由を話すわ」



お母さんは言いにくそうに話すが離婚する理由は
ちゃんと理解できた



簡単に言えばお父さんが前々から浮気をしていて
耐えられなくなったから





そして問題ができる



お母さんについていくか

お父さんについていくかだ







二人はお母さんについていくらしい


私は…




「…おかあさん、今おばあちゃんって海外にいたよね？」



「そうだけど…まさかそこに行くの？」




「うん、しばらくの間そこにいたいんだ。」



お母さんは好きにしなさいと言ってくれた


二人もお母さんに同意見ならしい








ちなみにこのことは誰にも言わずにおこうと思う

さ、残り一ヶ月楽しく過ごそう

第４５話〜真ちゃんとの距離は近いようで遠い→←第４３話~真ちゃん、もしも私が…

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