5話 ページ7
｢私達はね､君達を捕まえなければならない｡｣
｢それは存じ上げております｡｣
｢だけどね､RKKって知ってるかい?｣
｢はい｡｣
｢君達に懸賞金をかけたのは彼等なのだよ｡｣
｢それもわかってます｡｣
｢ﾆｺｯ なら話は早い｡私達と手を組まないかい?｣
ふーん｡ 手を､ね｡
｢それをして､私達になんの利益がある?｣
｢私はマフィアと特務課に知り合いがいる｡
マフィアは兎も角､特務課が味方に着くほど嬉しいこ
とは無いはずだけど?｣
｢ふぅ 降参だ｡太宰さん?
この条件､引き受けましょう｡｣
｢物分りが良くて助かるよ｡｣
｢それで､あなた達の要望は?｣
｢特務課､探偵社､マフィア､ボカロ組で手を組み､
RKKを壊滅させる｡｣
｢いいでしょう｡うらさん､志麻くん､センラくん
頼んだよ｡｣
｢｢｢了解｡｣｣｣
｢さぁ､入りたまえ!!｣
わー顔面偏差値高杉くんかよ
｢我々と手を組んでくれたことを感謝する｡｣
｢いえいえ｡こちらからはこの3人を代表として話を
してもらいます｡マフィアさんを呼んでくださる?｣
｢嗚呼､太宰｡｣
｢はーい｡｣
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
｢やぁ森さん｡久しぶり｡RKKを壊滅させるために､
ボカロ組と手を組みました｡
その気があるなら､今から言う場所に来てください｡｣
[嗚呼､勿論行くよ｡少し待ってて頂けるかな?]
｢勿論です｡｣
ﾌﾟﾂｯ
｢少しお話でも?｣
｢私達はプライベートについては話しませんが｡
それでもよろしくて?｣
｢ふーん｡ねぇ君｡駄菓子は出せるのかい?｣
｢えぇ｡｣ﾊﾟﾁﾝｯ
ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｧｰ
｢わぁーい!!駄菓子の山だぁ〜!!｣
｢アーヤ､良かったんですか?｣
｢契約料としてくれればね｡｣
｢成立!!｣
｢感謝しますよ､名探偵さん｡｣
｢ふふーん!｣
あ､来たか｡
｢そらるさん､出迎え…て?｣
｢そらるさん!?起きてください!?｣
｢おーい｡｣
｢ん〜｡あと5時間｡｣
｢お･き･て･く･だ･さ･い｣黒笑
｢ﾋﾞｸｯ ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ ｲｯﾃｷﾏｽ｣
｢行ってらっしゃーい｣
そらるside
さっきの彩マジで怖かった｡
早く行かないと死ぬ｡マジで｡
｢どうも｡そらるです｡どうぞ｡｣
｢お邪魔するよ｡｣
｢リンタロウ早く!!｣
｢ごめんねぇ〜､エリスちゃーん!!｣
｢リンタロウキモイ!!｣
｢エリスちゃーん!?｣
ロリコン?
｢えっと?｣
｢嗚呼､お招き頂きありがとう｡失礼するよ｡｣
｢あ､はいどうぞ｡｣
ﾄｺﾄｺﾄｺ
ｶﾞﾁｬ
｢アーヤ､連れてきたよ｡｣
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作者名：文ストトリップ志願人間 | 作成日時：2021年1月24日 21時
