聞かれて別れて、 ページ27
葉「…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ジ「…Zzz…」
ウ「…」ｽﾔｽﾔ
浦「や〜、やっぱり子供は寝顔が可愛いですね〜」
子供と同じ扱いされてる葉月さんって…
あれから大体一時間。電車に乗り込み座ったと思ったら子供と葉月さんが寝てしまった
…あ、勿論あれから水着姿は見せてない。見せてたまるかボケが。…おっと、失言だった
浦「…海で皆の写真、撮ればよかった」
急に浦原さんが真面目な顔…というか少し寂しそうな顔をした
…そんなに思い出、残したかったのかな
「…」
浦「Aサン、また今度一緒に海…行きます？」
「…良いですよ」
夜「儂も一緒で良いか？」
「勿論です」
夜「そうか…」
浦「あ、今度は水着姿見せぐぼぁ！？」
夜「懲りぬ奴じゃな」
「容赦ない…」
また馬鹿な事言ってるな…
と思いつつ呆れていると猫一さんから一撃必殺猫パンチが飛んだ。浦原さんには効果抜群のようだ
私は心の中で合掌しつつ、ザマァ、と嘲笑った
浦「今心の中で嘲笑いましたよね！？」
「よく分かりましたね」
浦「そこは少しでもどうか否定を…」
「慈悲の心を持ち合わせるような相手では無いですし」
浦「僕の事どう思ってるんですか…」
「変態。」
浦「サラッと即答しないでください！」
酷い！と大袈裟に泣き真似をする
…ここ、電車内だし寝てる人がいるので静かにしといてください
夜「しかし思うんじゃが、Aはどこで死神を知った？」
「…え、あの…友人です」
何故かいきなり思いがけない質問が来たので、少しどもってしまった
…原作知識だなんて絶対に言えない。なんか怖いし…
夜「本当か？」
「…はい」
嘘つく事に多少の罪悪感を覚える
ごめんなさい、言えない…誰にも
夜「じゃがお主、嘘をついて… 浦「あ、そろそろ着きますよ。Aサン、テッサイサン、二人を起こしてください」…」
「あ…はい」
なんか遮られたけど…助かった。嘘をついてるってバレてたから…
…でも、浦原さんだって私が嘘をついてるって多分知ってる…じゃあ、どうして…？
浦「Aサン？」
「あ…いえ、なんでも」
まぁ良いか、考えても仕方ない…
夜「…何故遮った」
浦「…Aサンは嘘つく理由が、あるんだと思います
今は聞かないであげましょう…あの子にそういう事を聞くと少し顔をしかめるので…
気になるなら全て終わった後でも聞き出せるでしょ？」
夜「…ハァ…分かった。今は聞かないでおく」
浦「お願いします。…スミマセン」
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
