噂話 no side ページ7
「おはよう彩、今日は早起きしたの？」
「あ、うん。」
目を擦りながら眠たそうに言う彩。数秒後あっ、として。
「昨日、電話かけてきた若武くん、自転車が盗まれたんだって。
それでね、コンビニ強盗が盗んだんじゃないかって言ってたの。お姉ちゃんはどう思う？」
数秒考えてすずが答える。
「うーん、強盗は車に乗っていたんでしょう？だったら態々自転車に乗り換えるかしら？
あ！車で逃げていた時に……」
そこまで言ったところでなんだか焦げ臭い匂いが漂ってきた。
「お、お姉ちゃん！火！火！止めて！」
「わあ！……よいしょ。ふう。危なかった。」
「気をつけてね、お姉ちゃん時々抜けてるんだから。」
いや、2人ともですよ！え！鈍感もここまできたらもう心配だよ！？
「はい、どうぞ。」
「ありがとう。いただきます」
席に着く彩、朝食を運ぶ鈴。美味しそうなフレンチトーストだ。
そして、さっきの話途中だったけどいいの？いいの？わすれてる？
流れるように時間が過ぎて、彩は現在秀明に、鈴は現在文芸部のみんなと楽しくお話をしている。
＿＿＿＿＿in秀明
「立花の兄貴ってもしかして立花祐樹？サッカーとラグビーやってて、高等部のトップクラスに居る？」
眼鏡をかけた理系っぽい少年が問う。
「え、てことは昨日電話に出たのって立花鈴？」
茶髪の昨日電話をかけてきたであろう少年も問う。
「うん。そうだよ。苗字が一緒でしょ？立花なん「ヤッベ」ん？」
「俺昨日、立花鈴と話したのか……。」
少年、人の話を遮るのはやめよう。それ、あかんよ。ま、感動するのも無理はない。
なぜなら鈴は……超有名だからだ！
「ああ、鈴さんの妹ってお前だったのか。」
眼鏡少年の言葉にみんなが反応する。
「知り合いなの？」
「なんで？」
「どういう関係？」
「名前呼び？」
綺麗に別れたな。
「あー、俺の母親の友達？みたいな。学校が同じだったから。
名前呼びなのは小さい頃から遊んでもらってたら自然と。」
羨ましがっている。彩に関しては知らなかったショックでフリーズしている。
どう収集つけんのこれ……………
ということで。
＿＿＿＿＿in学園
「へっくしゅ！」
「大丈夫、鈴？」
「らいじょぶ」
「はい、ちり紙」
「あいがと、蒼……ふぅ、噂されてたりしてね。」
いや、日常茶飯事でしょと思う蒼であった。
ちなみにその後もくしゃみは止まらなかった。
お姉ちゃんは有名人 no side→←特別クラス？ no side
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night(プロフ) - みぷくんさん» 気づいたところは直しましたが、まだあるかもしれません…。 (2022年1月5日 15時) (
レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - みぷくんさん» すみません！すぐ直します！ (2022年1月5日 15時) (レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
みぷくん - 若竹の竹ですがこっちの武です。 (2022年1月5日 13時) (レス) @page26 id: a292e0e664 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - シーさん» コメントありがとうございます。そんな風に考えながら書いてます！ (2021年12月26日 18時) (レス) @page19 id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
シー - 彩にお姉ちゃんがいるとこんな感じなのかなと思いました。 (2021年12月24日 22時) (レス) @page11 id: bdade2f463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：night | 作成日時：2021年11月10日 20時
