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黒尾くんに頭を撫でられた
なんか、胸がくすぐったくて、嬉しい気持ち…
『また頑張るから』
『……おぅ』
……？
今、なんか、
『だから……
またチャンスがあったら、私の告白聞いてくれる？』
なに、何これ
頭がズキズキと痛い、
頭を押さえて目をぎゅっと閉じる
「A……？」
縋るように黒尾くんの顔を見た時
『当たり前だろ』
いつか見た笑顔が黒尾くんの心配そうな顔と重なった
「頭、痛いッ……！」
「おい、大丈夫か！？」
黒尾くんのブレザーにシワがつくほどキツく握って
頭を押さえて、
「A、」
ズキズキ、
ズキン、と痛んで、そのまま意識を飛ばした
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作者名：ビーーグル
| 作成日時：2017年5月20日 3時
