真選組に入ったのは脱力系のバラ嬢２(現在)

口に狐を浮かべる化け猫 ページ6

あ「やっぱり先に十四郎ん所行こーっと」

隊士「？何方かお探しでしょうか？」

あ「おっ！丁度良いね！土方十四郎に会いたいんだけど、何処に居る？」

隊士「副長はこの先の奥の部屋ですよ」

あ「ご丁寧にありがとうねー！」

隊士「いえいえ」

あ「ちょーっと驚かせてみますかねぃ(黒笑」

Aの今の格好は丈が短い着物にニーハイを履いていて髪は伸ばしたままです。

あ「髪は後ろで縛って〜」

あ「く、口調はこんなんで良いかしら？」

あ「あ、ここね！」

トントン

十「入れ」

スーッ

十「どうし・・・！！」

ポロッ

土方は目を見開き咥えていた煙草を落とした。

あ「あっ！燃えるわよ！」

十「はっ！？ちょ、わよ！っておま！」

あ「お久し振りですね。十四郎さん(クスクス」

十「はっ！？」

まるでミツバの様な大和撫子に大変身したAに土方は驚きを隠せなかった。

あ「・・・ぷふっw」

十「え？」

あ「あははwやっぱり十四郎は十四郎のままだー！」

十「おま、騙したのか！」

あ「あの動揺っぷりは凄いねwww」

十「ちっ///」

あ「久し振り。十四郎」

十「忍び修行とやらはどうだった？」

あ「私道場1番の成績で卒業出来たんだよー！」

十「凄ェな。」

あ「毎日毎日、十四郎達を忘れる事なんて一度も無かったよ。」

十「俺もだよ。こっち(江戸)に来てからもずっと、Aを想ってた・・・」

あ「これからは、一緒だよ。もう、離れないで居ようね？」

十「あぁ。約束だ。」

あ「うん・・・。約束。」



変わってなくて良かった。

あの時のあのAで良かった。

土方は、ただそれが凄い嬉しかった。

えぇ・・・っと;;;→←大好き。

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