お兄ちゃんは愛をはき違えている【神威】3z

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｢お前ら…また朝からナニしてたアルか｣





神楽の視線はいつも以上に痛い



Aたちの距離感は以上に近い




今も2人であーん、なんてし合っている







｢ナニって……いつも通りだよ……あ、お兄ちゃん…ご飯粒｣




神威の口元についたご飯粒を指でとり、形のいい口でそれを食べたA







いつも通り……






毎朝恒例のハグに、キス…


神威の調子がよければ、そのハードルはどんどん上がる







最後まではしてないにしろ、神威がAの貞操を奪いかけたことは多々ある






実の兄妹…なんて、お構いなしである。









しかし、なぜかAはそのことの重大さにも気づいていない





神威や、パピーに箱入り娘として育てられてしまった真ん中の姉









神楽は飽きれて、学校に向かった








歳が違うのに、クラスも学年も同じというのに、神楽はほとんど毎日Aを置いて家を出る






反抗期ということにしているが、神威とAの世界に耐えられないのである





｢神楽行っちゃった……おにぃちゃっ……ん…んんっ……ぁ…今から学校だよ…っ｣





せっかく綺麗に着た制服も荒々しく脱がされる






唇は激しくむさぼりくわれる






｢学校？……おにいちゃんより大事？……ほら、気持ちいでしょ｣







神威はAを壁に押さえつけて、キスを何度も落とす






｢んっ…ふ……ん…ぁ…ん｣




Aの下着を簡単に外し、全てを露わにする



前フックは、脱がしやすいからと神威がAにプレゼントした下着




基本的にAの着るものは神威のあげたもの。選んだもの。







彼は学校の違うAと離れたくないがあまり、毎朝こんなことを仕出かす






｢…おにぃちゃん……みちゃいやぁ……｣






露わになった胸を隠そうとするが、隠せば神威の機嫌を損なうことをAは知っている









｢…かわいいよ………しかたないね、かえってきたら続きしようか｣







Aは早々と制服を気直し、笑顔で家を出た






ひらひらとAを見送ったあと、

神威は固くなった自身のものを鎮めるためにトイレに向かった









｢お兄ちゃんも…楽じゃないなぁ…｣

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