14 ページ15
｢お、おにいちゃん、……は、恥ずかしい、……触るの…だめ、｣
Aは羞恥で涙をもらした
神威はその顔や仕草、全てに興奮してしまう
｢……はぁ……っ……ここを触られるとね、おにいちゃんは気持ちよくて、気分がよくなるんだよ｣
Aに触らせたソコは素直に反応する
｢…おにいちゃんが…きもちいいなら……いいよ｣
この行為がどういう意味のあるものかさえ、よく分かっていないAは神威が嬉しいと思えるのなら、なにも苦ではない
｢…A……もう、いいよ、………こんなことお兄ちゃん以外にしたら、お仕置きだから｣
少し余裕がなさそうに、話す神威
Aはこくりと、頷き神威に腕を引かれながらトイレをでた
家につくまで、なにか話すわけでもなく、ただ、Aは神威とのその行為に続きがある、…と確信していた
その続きが知りたい……
Aは想像ばかり膨らませていた
さっきの行為中のお兄ちゃんの顔…
余裕がなくて、色っぽくて、たまにびくんと跳ねる体はなんだか可愛かった
あたまがくらくらする感覚は心地よくて…
家についても、お兄ちゃんはいつもより私と距離をとっていて…
私たちは別々に寝ることになった
久しぶりに自分の部屋で寝て…自分の無機質な部屋に驚く
必要最低限のもの以外ない
｢はぁ、｣
気づけばため息がでた。
｢お兄ちゃん…｣
Aは部屋をでて、隣の部屋の神威の部屋に向かった
｢…おにいちゃん……おきてる？｣
Aは控えめに扉を開け、小さい声で話しかける
｢……A…………｣
私はお兄ちゃんの胸に飛び込んだ
厚みがあって暖かい胸でしっかりと受け止めた神威は、Aの名前を噛み締めるように呼んだ
｢…さびしかった……お兄ちゃんがいないと、…お兄ちゃんは、私のこと嫌い？｣
避けられた気がしていたAは自分がいけないことをしたのかと、不安だった
それに、自分の無機質な部屋をみて、自分にはお兄ちゃんしかいないと気づいてしまった。
｢…愛してるよ……ずっと、愛してる……｣
この瞬間、神威の何かが切れたような
それとも、もとからそんなものなかったのか＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやめ＠0707(プロフ) - 最高すぎて一気読みしてしましました！！続きは、、続きはないのですか？ (2022年3月29日 10時) (
レス) @page19 id: 8f1d24a84c (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん???(プロフ) - 好きぎて語彙力ぶっ飛ぶ位この作品好きです！頑張ってください！ (2020年12月7日 10時) (レス) id: d2cca775a6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - な、なんだこの神作ゥゥゥ！！これからも頑張ってください！！ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 931eedeec5 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - i7さん» え！お誕生日だったのですか！？おめでとうございます！！もっといやらしくしていきます(>_<) (2020年6月13日 22時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
i7(プロフ) - ふわああぁああぁあ！！誕生日にこんないやらしくて面白くてスンバラスゥイイイ！作品読めてサイコーです！引き続き更新頑張ったくださいね！ (2020年6月12日 18時) (レス) id: e4889cadc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エト | 作成日時：2020年6月6日 20時
