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「は……」
予想外の言葉に腑抜けた声が出る
もっと自分が想像できないようなことをいわれると思っていたAは拍子抜けしてしまった
「……わりぃかよ」
バツが悪そうに髪をあら○○くかいてから、Aをじっとみつめて、催促するような態度をとる沖田
「……そうご…」
Aはただ名前を呼ぶだけなのに、胸が高鳴るこの感覚がよくわからなかった
土方くんに感じたものと同じような胸の感覚
「…っ……ほらよ…もってけ、」
名前をよんだにもかかわらず、そっぽをむいてほいっと靴をさしだした沖田に少しの苛立ちが生まれたが、すぐに階段を走り降りた
「…平気な顔しやがって…」
自分の方が顔を赤らめさせられて、沖田は気に入らなかった
平然と校舎の前からこちらに向けられた、殺意向きだしの笑顔も、全て
「お兄ちゃん!……遅れて、ごめん、」
また全力で走ったせいで息が上がる
汗をかいて肌に張り付く制服は気持ちが悪い
「遅〜い……はい、手」
ニコニコと笑顔を浮かべながら、手を差し出した神威
これは手を繋ぐ合図
Aは黙っていつもと同じように、指を絡めて手を握った
そして、2人は家路を歩き始めた
はたからみたら、カップルにみえるであろう2人
「なにしてたの」
神威の言葉は鋭く、冷たい
みていたのだろうか…
「……みてた?」
なぜか、わるいことしてしまったような気持ち
神威の口は笑っているのに、目が笑っていない
「…みてたよ……ねぇ、Aは誰のもの?」
住宅街の中にひとつある公園の前で、Aたちは立ち止まった
「そんなのっ……おにいちゃんに決まってる」
Aはなんの迷いもなく、おにいちゃんと答えた
神威の笑顔は消えないまま、公園の男子トイレに連れ込まれた
「…おにいちゃん、?」
Aはいまからなにが起こるか、分からなず、恐怖を感じた
「震えちゃって……A……これ、ナニかわかる?」
男子トイレの個室に入り、Aに自身のモノを触らせた神威
Aは顔を真っ赤に染め、下を向いたまま神威に手だけを操られた
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あやめ@0707(プロフ) - 最高すぎて一気読みしてしましました!!続きは、、続きはないのですか? (2022年3月29日 10時) (レス) @page19 id: 8f1d24a84c (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん???(プロフ) - 好きぎて語彙力ぶっ飛ぶ位この作品好きです!頑張ってください! (2020年12月7日 10時) (レス) id: d2cca775a6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - な、なんだこの神作ゥゥゥ!!これからも頑張ってください!! (2020年7月6日 0時) (レス) id: 931eedeec5 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - i7さん» え!お誕生日だったのですか!?おめでとうございます!!もっといやらしくしていきます(>_<) (2020年6月13日 22時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
i7(プロフ) - ふわああぁああぁあ!!誕生日にこんないやらしくて面白くてスンバラスゥイイイ!作品読めてサイコーです!引き続き更新頑張ったくださいね! (2020年6月12日 18時) (レス) id: e4889cadc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年6月6日 20時