７人の特急列車と一般人な私。 (ページ2)

今日:39 hit、昨日:7 hit、合計:135,723 hit

2 ページ2

えーっと、試験会場には余裕をもって
30分くらい前にはついておきたいな…。

そう思って家を出た。

夏のスーツは暑いし嫌いだ。
だから、今日で決めるんだ…

『よし!!!!』

電車に乗って、会社がある場所の
最寄駅で降りる。

『えっと、会社の場所は…』

スマホを見て歩いていると、

ドンっ

目の前が真っ暗になって

次に目を開けたのは、見覚えのない
天井だった。

７「あ、目覚ましたで！」

『だ…誰ですか…？』

５「よ、よかった～～～～
人殺しになっちゃうんじゃないかって
心臓止まりそうだったよ…」

目を開けて、一番最初に目に入ったのは
見覚えのない天井と、

見覚えのないイケメン達。

１「先生、ちょっと気失ってるって
言ってただけやん、ユーキ大袈裟。」

３「お前のドジも、とうとう他人にまで
危害を加えるとはな…」

ドジ？危害？

この人達が何を言っているか
わからない。

６「自分の名前、わかる？」

『A…ですけど…。』

４「じゃぁ今どういう状態かわかる？」

どういう状態って…？

『ベッドに横になってます…？』

４「そういう質問じゃねーよ、アホか。」

初対面の人に向かって、アホとは
失礼だな、この人!!!!

なんてイライラしていると看護師さんが来た。