７人の特急列車と一般人な私。 (ページ18)

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……

『え、今なんて????』

社長の言葉に頭にいっぱい？が浮かんだ。

社長の言葉とは…

“君、ここで働く気はないか？”

社長「君が今ここで、YESの返事をしたら即内定。
それに君のことを調べさせてもらったけど、
事務・経理・総務、そんな職種の面接を受けてるね？」

し、調べられるって、犯人のようだ。
けれど間違っていない。

社長「それが今、総務部の人間が
産休・寿退社・親の介護の為退社が続いて
人間不足なんだよね…

だから今回の件の同情ではない。
君をぜひうちで採用したいんだ。

『で、でも私なんかでいいんですか!?』

社長「君が最終試験受けるはずだった企業ね、
人事部長と仲良しなんだよね。
履歴書、ちょーっとだけ見せてもらったんだ」

か、完全なる個人情報の流出だ…。

だからカイも私の大学がわかったのか。

社長「今!!ここでYESの返事をしてくれたら即内定。
考えたい、というなら、この話はナシだ。
一刻も早く他の人間を探さないといけないか『YESで！』」

食い気味で返事をした。

社長はニコリと笑った。

『YESでお願いします！
総務・事務・経理・雑用なんでもやります！
なので、お願いします！』

こんなチャンス、逃してたまるか。