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帰り道 ページ1

あの後焼肉屋に無事にたどり着き、

時間にも間に合った私達は、

お腹いっぱいに焼肉を食べた。









もちろん、宣言通りテヒョンのおごりで。









解散する頃にはもう時間も遅かったので、

それぞれ帰路についた。









テヒョンは帰り道でも、

サッと手を取って繋いでくれたり、

さりげなく車道側を歩いてくれたりして

今更なことなのに、改めてドキ ドキが止まらなかった。









「ねえテヒョン」









テヒョン「ん?」









「どうしてさっき私の家に来てくれたの?」









焼肉屋に行く前の一件。









あの時、どうしてテヒョンは私の家に来てくれたのか









それが気になっていた。









テヒョン「カトク。返事なかったから」









「…あ。」









テヒョンからのカトクが嬉しくて今まで秒で返してたのが

今になって役に立つなんて思ってもみなかった。









返事が来ないことを異変に思ったテヒョンは何度も電話をかけたらしい。

それでも出なかったため、心配になって家まで来てくれた…と。









テヒョンの優しさが久しぶりに実感出来て、

すごく嬉しかった。









ちゃんと、私の事が好きなのがつたわってきて

心に明かりが戻ってきたような感じがした。









「…テヒョン。」









テヒョン「好き。」









「え、」









テヒョン「…って言おうとしたんでしょ?」









「…バレた?笑」









私が吹き出せば、テヒョンは顔に書いてあった。と私の頬を両手で包んだ。









テヒョン「俺も。好きだよ、A。」









「…うん。」









少し照れながら俯くと、

テヒョンは私の顔を、頬を包んだままの両手で上げさせて、

ぐっと自分の顔を寄せた。







…少しでも動けば、キスをしてしまいそうな距離。








その距離でテヒョンは、あの低い、私の大好きな声で呟いた。







テヒョン「今夜、家誰もいないから。」









その言葉の意味を悟った私は









「…お邪魔します。」









久しぶりに愛を確かめ合えるのが嬉しくて、

こくりと頷いた。

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チムチム - りーさん ピョンテは、エロいみたいな18禁みたいなかんじのことだと思います! (2018年12月30日 15時) (レス) id: de2a629777 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 本当にごめんなさい。マジ系でKYってこと分かってるんですけど、ピョンテってなんですか? (2018年12月10日 21時) (レス) id: 3c2cddb690 (このIDを非表示/違反報告)
ののくま(プロフ) - ピョンテ書いてほしいです! (2018年12月7日 13時) (レス) id: c49a9f4e5b (このIDを非表示/違反報告)
mu(プロフ) - ピョンテ、ウェルカム派です!! (2018年12月7日 10時) (レス) id: d6c01b5917 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - コメント欄ピョンテ派が多いなか白けさせてしまうかもなんですが、作者様に違反作者になってほしくは無いので私はNotピョンテ派で… (2018年12月7日 6時) (レス) id: 78df81c4e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょんこ | 作成日時:2018年12月6日 21時

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