202話 ページ16
由衣「大丈夫です、ちゃんと聞いてみますから♪」
(人2)「ありがとう」
社長「それじゃ、しっかり休んでね」
(人2)「はい、お疲れ様です」
二人は病室から出ていき…
林檎「それじゃ私たちも帰りましょうか、私たちが居たら休めないものね」
(人2)「そんなことないのに…」
龍也「だが病人の体に障るだろう?」
(人2)「もう……今日は心配かけてごめんね、ありがとう」
藍「いいんだよ、ちゃんと休みなよ」
(人2)「ええ…ありがとう」
嶺二「それじゃ僕ちんたちは帰るね」
蘭丸「俺は残る」
(人2)「そう…大翔、嶺二たちを寮に送ってくれる?」
大翔「わかった、んじゃあ行くか」
病室には翠、蘭丸、真守が残り…
真守「僕はうちに帰るよ、明日は僕がちぃちゃんたち送るね」
(人2)「ありがとう、ごめんね迷惑かけて」
真守「いいんだよ、それじゃね」
(人2)「お休みなさい」
手を降って真守は外に出ていき…
蘭丸「(人2)」
翠「どうして黙ってた」
(人2)「だって…いつも言ってなかったから…いつも側に誰も居なかったから…それが習慣になってたの」
俯きながら目に涙を溜めていると…
ギュッ
(人2)「え…」
驚き顔をあげると二人が優しく抱き締めてくれていた
蘭丸「すまねぇ…」
翠「全然連絡も、会いに行ったりもしなかったから」
(人2)「ううん…蘭丸と翠が悪いんじゃない、私が…」
蘭丸「いい、もういい」
(人2)「蘭丸…?」
翠「俺らは幼なじみだ、大体分かる…寂しい思いさせてごめんな」
(人2)「っ!…ふっ…ひっく…なんで側に…!」
翠「ごめんな…」
(人2)「許さないっ…私はっ…イクトの事を考えて業界に残ってたのに!なんで!なんで遠くに行っちゃったのよっ!私はイクトの願いを叶えるためにっ!辛いのも我慢したのに!」
翠「っ!…ごめん、俺らはお前みたいに強くなかったんだ…イクトの死を認めたくなかった…」
(人2)「そんなの私も一緒よっ!!大好きなイクトが居なくなったなんて考えたくなかった!!でもっ!認めざるを得なかった!!だって私の目の前であんなことになったのに…なのに…なんで逃げたのよ!!」
涙でぐちゃぐちゃになった顔を両手で隠し……
(人2)「帰って…」
翠「っ…ごめんな」
翠は病室を出た
そして……
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ちなつ - 間違えた。200話に『寝ればよくなるから』だった (2014年11月7日 18時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ - 200話に『寝ればよくから』じゃないの?? (2014年11月7日 17時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ - 199話に『車に』なのに、『車な』って書いてあるよ〜 (2014年11月7日 17時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ - 190話に『ーはは』って書いてあるよ〜 (2014年11月7日 17時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
black - 絵麻邪魔 (2014年5月16日 0時) (レス) id: ff60502ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2014年2月14日 18時