BROTHERS CONFLICT ×うたプリ ♪私の自慢のお姉ちゃん♪５

２００話 ページ14

社長「っ…(人2)」

(人2)「大丈夫、よ……寝れば良くなるかな…泣かないで…」

弱々しい笑顔に社長は涙が止まらなかった

(人2)「由衣ちゃん…明日の仕事はどうなってる…？」

由衣「(人2)さん！？」

(人2)「教えて？」

由衣「っ…っはい…明日のスケジュールは午前にドラマ１本、アフレコ２本、午後は映画の撮影です…」

(人2)「わかったわ…教えてくれてありがとう…」

翠「まさか仕事する気か…！」

(人2)「当たり前でしょ…仕事に支障は出さないわ」

雅臣「駄目だよ(人2)ちゃん、本来なら１ヶ月は安静にしてほしいぐらいなんだ」

(人2)「ごめんなさい先生、こればっかりは譲れない」

雅臣「駄目だよ、僕も医者だ、患者を健康にする為に」

(人2)「なら！」

と喋ってる途中で

(人2)「なら…ここの院長に許可をとればいいんですね？」
翠「まさか！」
(人2)「ええ…お母様に連絡いれてくれるかしら？」

雅臣「！？」

翠「……わかった」

と部屋を出ていき…

雅臣「(人2)ちゃんは…院長の」
(人2)「娘よ…二人目の母親なの…」

蘭丸「(人2)…ちょっと待ってろ、車椅子持ってくる」
(人2)「いいわ、自分で歩くわ」
藍「駄目だよ、只でさえふらふらしてるのに」
(人2)「平気よ」
大翔「たまには言うこと聞け」

凸ピンをされ、おでこを擦ってると…

蘭丸「持ってきたぞ」
大翔「んじゃ、少し抱き上げるぞ」
(人2)「え、ちょっ」

抵抗する前に抱き上げられ、車椅子に座った

真守「翠が繋がったってさ、行こう」
大翔「おう」
由衣「私が押しますね」

由衣が車椅子を押して翠の居るところへ…

翠「ん？…奥様、(人2)が居らしました」
母「(人2)ちゃん…」
(人2)「遅くにごめんなさいお母様」
母「良いのよ…体は？医師はなんて？」

(人2)「私的にはまだ平気よ、でもお医者様は１ヶ月は安静にしてほしいぐらいだって」

母「原因は？」

翠「睡眠不足と貧血です…(人2)、最近１日どれくらい寝た？」
(人2)「えっと(^^;)(;^^)…」

その答えは夜の病院を響かせた…

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