544話 ページ19
星星が輝く夜空に月灯りに照される海、少し遠くに見える街の灯り…
そしてもうひとつ頭の中に思い出が過った
(人2)「そうだ……ここ、アリスと龍と林で約束した展望台…」
龍也「あの時は昼間だったな」
(人2)「ええ、太陽に照される海を覚えてるわ…懐かしい…7人での思い出の場所」
龍也「あの時はまだ俺たちは新人だったよな」
(人2)「うん…私たち成長したね…」
龍也「そうだな、あの時の面影一つ感じないほどにな」
(人2)「ほんとにね…ずいぶん時が巡ったわ、今では私たち人気アイドルに人気バンドだものね」
龍也「あぁ…ここで俺たちは約束したよな」
(人2)「えぇ…お互いライバルであり、友であり続けようって…」
龍也「イクトとは約束守れなかったけどな…」
(人2)「大丈夫…だってイクトはずっと私たちの側にいるから」
しばらく沈黙が続き、私が海を眺めてると
龍也「……変わったな」
(人2)「え?」
龍也「いや、前向きになったなって思ったんだ」
(人2)「そうかもね、ちぃの事がスッキリしてイクトへの気持ちをちゃんと考えて、前に踏み出してるもの」
龍也「…やっぱりお前は強いな」
(人2)「私は強くなんかないよ、支えてくれる人がいるから私は前に進めるだけ」
龍也「そうか…なら俺も(人2)を見習うか」
(人2)「ふふっ、なにそれ♪」
龍也「(人2)」
真剣な龍也の顔に…
(人2)「どうしたの?」
龍也「…俺はずっと(人2)が好きだった、それは今も変わらない、だから」
(人2)「龍也…」
龍也「俺と付き合ってくれないか」
(人2)「っ…ごめんなさい、その答えはまだ出せないわ…私はまだ誰が好きなのかわからないの…今みたいに告白されればときめくしドキドキもする…だけど私は…」
龍也「悪いな、混乱させて」
(人2)「ううん…龍也の気持ちはスッゴく嬉しい、今まで私を助けてくれた人が…私の事を好きと言ってくれたんだもの……答え、待っててくれる?」
龍也「あぁ、いつまでも待つぜ、それがどんな答えでもな」
(人2)「ありがとう…」
龍也に抱きつくと優しく抱きしめ返してくれた
龍也「お前のペースで考えてくれ、焦らなくていい」
(人2)「うん…」
龍也「……じゃあ、帰るか」
(人2)「うん」
そして下へ降りてバイクに乗って寮に帰ったら……
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星那 - 1からの方がいいと思います! (2015年7月8日 23時) (レス) id: 6dde60ca29 (このIDを非表示/違反報告)
shizukanaokun(プロフ) - 足すとこんがらがるから1からの方がいいと思います! (2015年7月7日 23時) (レス) id: af98c78391 (このIDを非表示/違反報告)
藍風真奈(プロフ) - 1からがいいと思います。 (2015年7月7日 21時) (レス) id: f66bb47b62 (このIDを非表示/違反報告)
maya(プロフ) - 1からがいいと思います! (2015年7月7日 21時) (レス) id: 7106247b6b (このIDを非表示/違反報告)
智捺(プロフ) - 私、賛成ー\(*^▽^*)/どっちでも良いけど1からの方がいいな! (2015年7月7日 16時) (レス) id: 518dc8059f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年5月25日 21時